【ことわざ】
手綱を引き締める
【読み方】
たづなをひきしめる
【意味】
① 手綱を引きしぼって馬を御する。
② 勝手な行動をしたり気を緩めたりしないように他人を制御する。
【語源・由来】
馬が勝手に走らないように手綱を引いて締めることから。
【類義語】
・手綱を締める
・手綱をしぼる
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「手綱を引き締める」の使い方

先生が、修学旅行での最要注意人物は健太くんだって言っていたわよ。健太くんを近くに置いて、手綱を引き締めておかないと、何をしでかすか分からないって。

先生ってばひどいなあ。僕はそんなにやんちゃじゃないよ。

そうかしら?何かおもしろいものをみつけたら、列を抜け出して走って行きそうだけど?

うーん。行ってしまうかもしれないなあ・・・。
「手綱を引き締める」の例文
- 君は、自分の未来を自分で選んできたつもりのようだが、実は、私が手綱を引き締めていたんだよ。
- 夏休み前で、クラスの雰囲気がうわついている。少し手綱を引き締めて、勉強に気持ちを向かわせよう。
- 健太くんの手綱を引き締めていないと、すぐに勉強に飽きて逃げ出してしまう。
- このジムは、トレーナーの人がしっかり手綱を引き締めていてくれるので、さぼることなく健康的に体を鍛えることができる。
- 私が有名な作家になることができたのは、手綱を引き締める優秀な編集者がいたからです。
- どんな問題児でも、私が手綱を引き締めれば、お茶の子さいさいです。