「智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず」の意味(出典)
【ことわざ】
智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず
【読み方】
ちえありといえどもいきおいにじょうずるにしかず
【意味】
博識な人でも、時の勢いを利用した力には及ばないということ。
「智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず」ということわざは、どんなに知識がある人でも、時の勢いをうまく活用する力にはかなわないという意味があるんだよ。
そうなんや!それは、たとえ頭がいい人でも、流れをうまくつかむ力がある人には勝てへんってことやな。
知識だけじゃなくて、時の流れや状況をうまく読む力も大事ってことを教えてくれる言葉やな。
【出典】
「孟子」
孟子が斉の古いことわざを引用したもの。
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「智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず」の解説
カンタン!解説
「智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず」っていう言葉は、とっても賢くてたくさんの知識がある人でも、その時々の流れや勢いを上手く利用する力にはかなわないっていう意味だよ。
たとえばね、クラスでテストの点数が一番高い子がいるとして、でも、その子がクラスの流れにうまく乗れないで孤立してしまったら、その子の知識はあまり役に立たないよね。逆に、テストの点数はそこそこだけど、みんなと上手にコミュニケーションをとって、みんなが楽しめる雰囲気を作れる子がいたら、その子がクラスで人気者になるかもしれないよ。
だから、この言葉は「どんなに賢くても、その時の流れや状況を理解して、上手に利用することが大切」っていう教えなんだ。この言葉は、中国の有名な思想家である孟子が言ったもので、今でもよく使われるよ。
「智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず」の使い方
時流に乗った人は強いね。
智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かずっていうけど、最強よね。
時流を見極めるのに智慧はいらないのかな?
直感で見極める人もいるわよね。
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「智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず」の例文
- 智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かずといい、勢いがある人には絶対にかなわず白旗を上げるしかない。
- 時代の流れにのったあの企業は、無双状態だ。智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かずというやつだな。
- 時流を味方につけたら向かうところ敵なしで、智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かずだろう。
- 知恵がなくとも、智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かずというように時代の流れをつかめばいいんだ。
- サーフィンの波乗りのように、上手に時代の波に乗れば、智慧ありと雖も勢いに乗ずるに如かず、連戦連勝だろう。