【治に居て乱を忘れず】の意味と使い方の例文(類義語・対義語・英語訳)

【ことわざ】
治に居て乱を忘れず

【読み方】
ちにいてらんをわすれず

【意味】
・どんな平和な時でも、世の中が乱れた場合の時を考え、万一のときに備えることを怠らないということ。
・平穏でうまくいっている時にも、いざという時のことを考えてそれなりの配慮をしておくこと。

【語源・由来】
出典は「易経(えききょう)」です。「繁辞伝(けいじでん)」に「是の故に君子は安くして危うきを忘れず、治にして乱を忘れず(君子は安全だと思っても危険ではないかと用心し、平和であっても乱れるのではないかと用心する)」とあるのに基づきます。

【類義語】
・安に居て危を思う。(あんにいてきをおもう)

【対義語】

【英語訳】
In prosperity prepare for adversity.(治に居て乱に備えよ)

「治に居て乱を忘れず」の使い方

ともこ
健太君。きょうも元気そうね。
健太
テストがないのは平和でいい。
ともこ
治に居て乱を忘れず、いつ抜き打ちテストがあるかわからないわよ。
健太
げっ、もしかして今日。ともちゃん知ってたの?

「治に居て乱を忘れず」の例文

  1. 平穏無事に過ごしている毎日であればこそ、治に居て乱を忘れず、危機意識を維持することが大切です。
  2. 会社の業績は10年連続の増益で安定して業績は伸びていますが、治に居て乱を忘れずと言われます。気を緩めることがないようにしましょう。
  3. 国内を見ていると海外のテロがウソのようですが、治に居て乱を忘れず、油断しているとテロの芽がいつか国内にも出る可能性はあります。
  4. 治に居て乱を忘れずと思っていれば、乱の起こる可能性は低くなります。仮に起こったとしても被害は最小限に抑えることができるます。

まとめ

地球規模で歴史を見てみると、世界中で戦争が全くなかったという時代はあるのでしょうか。海外のニュースを見ていると世界中のどこかで武力による問題解決が行われています。なぜ人はその道を選ぶのでしょうか。貧しくとも平穏な生活を望む人が多いはずなのに不思議です。
望まないのに強要される場合があります。治に居て乱を忘れないで準備しておくことが必要なのでしょう。

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