「溺を拯うに石を錘す」の意味(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
溺を拯うに石を錘す
【読み方】
できをすくうにいしをおもりにす
【意味】
誤った方法でかえって災いを大きくすること。
「溺を拯うに石を錘す」ということわざは、誤った方法を取ることで、かえって問題を悪化させてしまう様子を表しているんだよ。
ええっ、それってもう、困ってる人を助けようとしたら、余計に困らせてしまうってことやな。
水の中で困ってる人に、石を持たせるとか、逆効果やん。結局、もっと困っちゃうやんか。助けるつもりが、かえって迷惑かけることもあるから、ちゃんと考えなあかんねんな。
【出典】
「鄧析子」
【語源由来】
おぼれている人を助けるのに、石のおもりをつける意から。
【類義語】
・薪を抱きて火を救う
【スポンサーリンク】
「溺を拯うに石を錘す」の解説
カンタン!解説
「溺を拯うに石を錘す」っていう言葉は、ちょっと難しいけど、すごく面白い教えがあるんだよ。
このことわざの意味は、ちょっと変なことをしてしまうと、結局助けようとしたことが逆に悪くなってしまうってことなんだ。
たとえば、友達がプールで泳いでいて、ちょっと苦しそうにしているところを助けようと思ったら、その子に石をつけてあげたらどうだろう?それじゃ、全然助けにならないよね。むしろ、その子がさらに沈んでしまうかもしれない。
だから、何か重要なことをするときには、しっかり考えて、計画を立てて、正しい方法で行動することが大事なんだよ。おかしな方法で助けようとすると、逆に困ってしまうことがあるからね。
「溺を拯うに石を錘す」の使い方
よかれと思って口をはさんだのに、溺を拯うに石を錘すごとく大問題になっちゃった。
賢人の助言でも危険っていうからね。
余計なおせっかいは慎んだ方がいいね。
正しい方法は、その時その場所でころころ変わるし、絶対なものではないから難しいわね。
【スポンサーリンク】
「溺を拯うに石を錘す」の例文
- 溺を拯うに石を錘すとならないよう、救命訓練を受け正しい方法を学ぶ。
- 苦しみながらがんばっている人に「がんばれ」というのは、溺を拯うに石を錘すようなものだ。
- 天ぷら火災が発生した時に、火を消すために水をかけるのは溺を拯うに石を錘すごとく危険である。
- 落石から救おうとして友人を押しのけたら、友人は崖の下に真っ逆さま。溺を拯うに石を錘すというように誤った方法をとってしまったが、咄嗟に正しい判断なんてできなかった。
- 溺を拯うに石を錘すことがないよう、常に冷静に対応できるように心静かに生きる。