「敵を見て旗を巻く」の意味(出典)
【ことわざ】
敵を見て旗を巻く
【読み方】
てきをみてはたをまく
【意味】
勢いにのまれ戦う意欲をなくすこと。戦う前に逃げ出すこと。


逃げ出す前にちゃんと戦わなアカンで。ちょっと強い風が吹いたら、旗を巻いて逃げるんじゃなくて、ちゃんと立ち向かわないと、勝つこともないし、成長もせんわ。逃げるだけじゃ、何も得られへんもんな。
【出典】
「世話尽」
「敵を見て旗を巻く」の解説
「敵を見て旗を巻く」っていうことわざは、ちょっと困難な状況が起こったり、強い相手に出会ったりすると、すぐにあきらめたり、逃げたりすることを表しているんだよ。
たとえばね、昔々の戦いの時には、戦う気満々で旗を高く掲げていたけど、相手の強さを見て怖くなって、すぐに旗を下ろしてしまうようなことがあったんだ。
だから、これを使うと、運動会でリレーの途中で前のチームが速すぎると感じて、途中で手を引いてしまう友達の様子とか、少し難しい宿題を出されて、すぐに「無理だからやらない!」と言ってしまう自分自身の様子なんかを表現できるんだよ。
つまり、「敵を見て旗を巻く」っていうことわざは、ちょっと厳しい状況で、すぐに逃げちゃうことがダメだよ、最後まで頑張ろうね、っていう教えをくれているんだね。
「敵を見て旗を巻く」の使い方




「敵を見て旗を巻く」の例文
- 敵を見て旗を巻く、敵前逃亡は一番格好わるくて武士道に反する。
- 想像以上に大軍で攻め込まれ、敵を見て旗を巻くように逃げた。
- 敵の姿を見て、敵を見て旗を巻くごとく戦意喪失した。
- 相手の桁違いの装備を見て、敵を見て旗を巻いた。命に過ぎたる宝なしだ。
- 敵を見て旗を巻くのは嫌なので、威圧されないようぐっと足を踏ん張った。























