「手に据えた鷹を逸らしたよう」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
手に据えた鷹を逸らしたよう
【読み方】
てにすえたたかをそらしたよう
【意味】
大切なものを失い落ち込むこと。思い通りに行かなくてがっかりすること。
「手に据えた鷹を逸らしたよう」ということわざは、一度手に入れた価値あるものやチャンスをうっかり失ってしまうことのたとえだよ。
あれれ、それはもったいないなぁ。手に入れた大切なものをうっかり失っちゃうなんて、悔しいやろな。
まるで、育てたペットを逃がしてしまうようなもんやな。手に入れたものは、しっかりと大切にせんとあかんねんて、これは教えてくれてるんやろな。
【語源由来】
鷹狩に飼いならした鷹を手に据え放したところ、そのまま逃げてしまった意から。
【類義語】
・手の物を落としたよう
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「手に据えた鷹を逸らしたよう」の解説
カンタン!解説
「手に据えた鷹を逸らしたよう」っていう言葉は、とても大切なものを失ってしまうことを描いているんだよ。
昔、人々は鷹を訓練して狩りに使っていたんだ。鷹を手に乗せて訓練することは、すごく時間と労力がかかる作業なんだよ。でも、もし鷹が逃げてしまったら、その全部の労力が無駄になってしまうんだ。
だからこのことわざは、自分が一生懸命に手に入れた大切なものを、うっかりして失ってしまうことを表しているんだ。
例えばね、一生懸命に貯めたお小遣いを、無くしてしまうようなことだったり、大切にしていた友達との関係を壊してしまうようなことが、このことわざに当てはまるんだよ。
このことわざを覚えておくと、大切なものを大事にし、無くさないように気をつけることが大切だって教えてくれるよ。自分が大切にしているものを守り、大事にすることの大切さを感じることができるんだね。
「手に据えた鷹を逸らしたよう」の使い方
信頼を失ってしまったよ。
失った信頼を取り戻すのは大変なことよね。
まさに手に据えた鷹を逸らしたようだよ。ショックだー。
そんなにショックなら、信頼を失うようなことをしなければ良かったのよ。
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「手に据えた鷹を逸らしたよう」の例文
- 手に据えた鷹を逸らしたように、手塩にかけて育てた弟子に逃げられた。
- ここまでは順調だったのに、妨害にあって失敗に終わりそうで、手に据えた鷹を逸らしたようだ。
- 手に据えた鷹を逸らしたように大切なものを失い、彼は相当落ち込んでいる。
- ペットロスという言葉が生まれるように、現代では、ペットは家族のような存在で、死ぬと手に据えた鷹を逸らしたように喪失感に襲われる。
- 妻が子供と一緒に家を出ていったのだが、手に据えた鷹を逸らしたようだ。失って初めて気づくというが、もっと大事にすればよかった。