「隣の宝を数える」の意味(語源由来)
【ことわざ】
隣の宝を数える
「人の宝を数える」ともいう。
【読み方】となりのたからをかぞえる
【意味】
自分にまったく無関係なことや、役に立たないことをすること。
「隣の宝を数える」ということわざは、他人の良いものや成功を見て羨むだけで、自分には何の役にも立たない行動をすることを表しているんだよ。
ああ、それはつまり、「他人のいいものばかり見て羨むけど、それを数えても自分のものにはならへん」ということやな。
他人の成功や幸せをうらやんでばっかりおっても、それで自分の状況がよくなるわけやないんやな。自分のことに集中しなあかんってことやね!
【語源由来】
隣の財産や宝を数えてみても何の得にもならないことから。
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「隣の宝を数える」の解説
カンタン!解説
「隣の宝を数える」っていうことわざは、自分には役に立たないことをしている、っていう意味なんだよ。
たとえばね、友達のおもちゃの数をひたすら数えても、それが自分のおもちゃの数にはならないよね。同じように、他人のものや成功を羨ましく思って数えたり、考えたりしても、自分には何のメリットもないってこと。他人のことばかり気にして、自分の大切なことを忘れちゃうと、結局、自分自身が損をすることになるかもしれないよ。
だから、このことわざは、自分のことに集中して、他人と比べるのをやめるっていう大切な教えをしてくれるんだ。
「隣の宝を数える」の使い方
円安が加速しているね。
彼は投資で相当もうけたらしいわよ。
1ドル120円の時に100万円分買ったとして…。
隣の宝を数えるのはやめなさいよ。借金さえなければ人生上々よ
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「隣の宝を数える」の例文
- 隣の宝を数えても自分の人生にプラスになるわけではない。無駄なことをする時間がもったいない。
- Googlemapで豪邸探訪をして、地価を予想するのが好きだが、隣の宝を数えても意味はなことを知っている。
- 高級車が4台もとまっているあの家の年収を予想するも、隣の宝を数えるなんて無益だとむなしくなる。
- 隣の宝を数えるのをやめて、自分の人生をよくするために、赤毛のアンのように良いことさがしをすることにする。
- アメリカの地下資源を目算してみたが、隣の宝を数えるようなものだ。他国の豊かさをうらやんでも仕方がない。