【鳶に油揚げを攫われる】の意味と使い方の例文(語源由来・類義語・英語訳)

【ことわざ】

鳶に油揚げを攫われる

【読み方】

とびにあぶらあげをさらわれる

「とんびにあぶらあげをさらわれる」ともいう

【意味】

自分が大切にしていたものや手に入れられると思い込んでいたものを、不意に横からさらわれる事。また、奪われて呆然としている様子の事。

【語源・由来】

鳶は普段は悠々と空を飛んでいるが、獲物を見つける際に非常に素早く空から舞い降りて獲物をさらっていく姿から。

攫われるものがなぜ油揚げなのかについては、鳶の好物が油揚げというわけではなく、人間が神社に供えるものとして油揚げがあり、それを奪って食べた事からとされています。
一説によると、昔の日本人は農耕民族であり、貴重なタンパク質として大切にされていたのが豆腐です。ですがこれをお供えするにも、すぐ腐ってしまうため、豆腐を加工した油揚げが適していたそうです。
また、稲荷神社の元となるインドの神へのお供え物とは鼠のフライと決まっていましたが、それが日本の仏教に取り込まれた際に油揚げを代用としたことから、その名残による物ともいわれています。

【類義語】
・月夜に釜を抜かれる
・鳶に掛けられる

【英語訳】
・While the dogs growl, the wolf devours the sheep.
・to be robbed of one’s due
・to have one’s fried tofu snatched by a black kite

「とび」は「とんび」、「あぶらあげ」は「あぶらげ」と表すこともあります。
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「鳶に油揚げを攫われる」の使い方

ともこ
あら、今日のお昼は焼きそばパンだけ?珍しいね。
健太
それが聞いてくれよ。食堂で焼きそばパンとコッペパンを買おうと思ったのに、割り込んできた奴に最後のコッペパンを買われてしまったんだよ。
ともこ
それは災難だったわね。鳶に油揚げを攫われたわね。
健太
全くだよ、今度からもっと早めに買いに行こう。

「鳶に油揚げを攫われる」の例文

  1. 彼女を友達にとられてしまった時は、鳶に油揚げを攫われた気分だ。
  2. 鳶に油揚げを攫われた様な顔をしてどうしたんだい?やつに何かされたのか?
  3. 鳶に油揚げを攫われたとはこの事で、彼が勝手に私のプリンを食べている。
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