「無い子では泣かで有る子に泣く」の意味(語源由来・対義語)
【ことわざ】
無い子では泣かで有る子に泣く
「無い子に泣かないが有る子に泣く」ともいう。
【読み方】
ないこではなかであるこになく
【意味】
子供のための苦労が多いこと。
なるほどな。子供がおらん人は、その寂しさや欲しさを感じるけど、子供のための心配や悩みはないんやな。
でも、子供がおる人は、その子がどう成長するのか、どんな選択をするのかとか、いろんな心配事が出てくるんや。どっちもどっちで、それぞれの悩みや喜びがあるってことやね!
子が無ければ親は子のために泣くことはないが、子を持つ親は自分の子の不始末や親不孝で泣かされることが多い意から。
【対義語】
・無い子では泣かれぬ
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「無い子では泣かで有る子に泣く」の解説
カンタン!解説
「無い子では泣かで有る子に泣く」という言葉は、子供がいないとさみしいけど、その分、子供のことで悩んだり心配したりすることはないという意味なんだ。でも、子供がいる家庭は、子供の行動や将来のことで、親はすごく心配して涙を流すこともあるんだよ。
例えばね、子供が家にいない家は、家が静かでさみしいかもしれないけど、その反面、子供のことで悩むことはないよ。逆に、子供がいる家は、その子が悪いことをしたり、将来のことを考えて心配になったりして、親は泣くこともあるんだ。
このことわざは、子供がいると親はたくさんの心配事があるけど、その心配事が親の愛情の裏返しだと教えてくれているんだよ。
「無い子では泣かで有る子に泣く」の使い方
子供が無い夫婦は子供のいる夫婦を羨ましがるそうよ。
無い子では泣かで有る子に泣くというように、子育ては大変だけどね。
夫婦二人の方が気楽で良さそう。
僕みたいな子が生まれたら、僕は育児ノイローゼになりそうだから夫婦水入らずで良いよ。
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「無い子では泣かで有る子に泣く」の例文
- 実子であっても無い子では泣かで有る子に泣くというのに、彼等はわざわざ養子を迎えた。
- 子供が生まれてから謝ることが増えた。無い子では泣かで有る子に泣くとは聞いていたけど、こんなに大変だと思わなかった。
- 無い子では泣かで有る子に泣くというし、こんな不穏な時代に子供を産んだら不安で心が壊れそうだから子供はいらない。
- 子育ては苦労の連続で、無い子では泣かで有る子に泣くというが、だからこそ親になることで子とともに成長することができる。
- 子育ては苦労が絶えず、無い子では泣かで有る子に泣くというように大変だ。おかげで円形脱毛症になった。
一方、子供がいる人は、その子の行動や成長に関する心配や悩みで大変な思いをすることがあるんだ。