「名の木も鼻につく」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
名の木も鼻につく
【読み方】
なのきもはなにつく
【意味】
何でもほどほどが良い。
あー、それは言い換えると「どんなにいい香りの木でも、ずっとそばにあると飽きる」ってことやな。なるほどな、これはものごとには適度な距離感が大事ってことを教えてくれるわ。
毎日美味しいもの食べてたら、それが普通になってしまうみたいな。大切なのは、程よいバランスやな。
【語源由来】
名の知れた香木のかおりでも、かぎ続けていると飽きがくることから。
【類義語】
・過ぎたるは猶及ばざるが如し
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「名の木も鼻につく」の解説
カンタン!解説
「名の木も鼻につく」っていう言葉は、たとえば、すごくいい匂いがする木があって、その匂いが最初は気持ちいいけど、ずっとその匂いを嗅いでると、うんざりしてきちゃう、っていうことを言ってるんだ。
簡単に言うと、どんなに良いものやすごいものでも、それがずっと続くと飽きてくる、もしくはうっとおしく感じるようになることがあるんだよ。これを使うときは、何かがずっと続いて、ちょっと「もういいかな?」って思った時に使うことができるよ。要するに、どんなにいいことでも、ずっと続けると飽きるってことを教えてくれる言葉なんだね。
「名の木も鼻につく」の使い方
ディズニーランドが近いと幸せかな。
名の木も鼻につくっていうから、飽きるんじゃない?
夢の国なのに?
夢の国に行き過ぎると、夢がさめて現実が見えてくるんじゃない?
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「名の木も鼻につく」の例文
- 名の木も鼻につくごとく、彼女もたまに会うからいい。四六時中一緒だとうっとうしい。
- 毎日うな重だと、名の木も鼻につくように飽きるだろう。
- 名の木も鼻につくというから、手に入らず遠くから眺めている方が幸せかもしれない。
- 過ぎたるは猶及ばざるが如しとか、名の木も鼻につくというから、ほどほどがいいね。
- 僕のように名の木も鼻につくタイプは、ペットを飼わない方がいい。命を預かる責任がないんだ。
何事も度が過ぎると良くない、という教えが込められているんだ。