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【名のない星は宵から出る】の意味と使い方や例文(類義語)

「名のない星は宵から出る」の意味(類義語)

意味

【ことわざ】
名のない星は宵から出る

【読み方】
なのないほしはよいからでる

【意味】
最初に出てくるものにはよい物はない。つまらないものが先に出てくること。また、待ち望む人はなかなか来ないで、待ち望んでいない人が早くからやって来ること。

ことわざ博士
「名のない星は宵から出る」ということわざは、つまり、期待しているものや人はなかなか登場しないが、期待していないものや人は先に出てくるという状況を表しているんだよ。
助手ねこ
なるほど、それは「本物を待つ間に、そうでないものが先に現れる」ということやな。いわば、真のスターが登場する前の前座みたいなもんか。

待ち焦がれてるものはちょっと待たされるけど、それはそれで価値があるってことを教えてくれるわけやね。ちょっと待たされるけど、待つ価値はあるってことやな。

【類義語】
・用のない星は宵からござる
・よい花はあとから

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「名のない星は宵から出る」の解説

カンタン!解説
解説

「名のない星は宵から出る」は、何かの出来事や順番などで、本質的に重要ではないものやあまり価値がないものが先に表れることを指しています。この言葉は、本当に大切なものや価値のあるものは時間をかけて待つ価値がある、という意味合いも持っています。

この言い回しは、多くの場面で使えるので非常に便利です。たとえば、商品のセールやオークションなどで最初に出てくる商品があまり魅力的ではない場合や、何かの順番で重要でないものが先に出てくる場面などで使われます。

また、人間関係や日常の出来事にも当てはめることができます。例えば、待ち合わせや約束事で、重要な人や物事が予定よりも遅れて現れる場合などにも使えます。このように、この言葉はさまざまな場面での応用が効くため、知っておくと便利です。

「名のない星は宵から出る」の使い方

健太
今年の紅白の大トリは、安定の大御所だね。
ともこ
名のない星は宵から出るものよね。
健太
大御所は遅れて出てくるのか。
ともこ
大トリの名にふさわしい大御所が、最後を飾るのよ。
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「名のない星は宵から出る」の例文

例文
  1. なかなかパンダが生まれないが、名のない星は宵から出るように待ち望む存在は来ないものだ。
  2. 名のない星は宵から出るというから、運命の人との出会いはまだ先だろう。
  3. 名のない星は宵から出るように、欲しい情報は検索しても出てきにくい。
  4. どうでもいいものはすぐに見つかるのに、どうしても欲しいものは名のない星は宵から出るみたいに探せど探せど見つからない。
  5. 良い選手がみつからないが、名のない星は宵から出るというから根気よく探す。

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