「名有りて実無し」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
名有りて実無し
【読み方】
なありてじつなし
【意味】
評判ばかり良くて、実質が伴わないこと。
「名有りて実無し」ということわざは、名前や評判だけは立派だけれど、その実、内容や実力が伴っていない状態を指しているんだ。つまり、外見だけは良いけれど、中身がないという意味だね。
なるほどね!それって言うなれば、見かけばっかりの人やものってことやな。名前や評判だけで、実際のところはそんなにすごくないってわけや。
キラキラして見えるけど、触ったらふにゃっとしてるみたいな。見かけに騙されへんように、中身もちゃんと確認することが大事やな!
【出典】
「国語」
【類義語】
・有名無実
【スポンサーリンク】
「名有りて実無し」の解説
カンタン!解説
「名有りて実無し」っていう言葉は、名前や評判はすごくいいけど、実際にはその評判ほどの実力や内容がない、っていう意味なんだよ。
言い換えると、ちょうど「見かけに騙されないように」とか「実際のところ、中身が伴ってない」ということ。たとえば、すごく人気のある新しいおもちゃが出たとして、その広告や話題で「これはすごい!」ってみんなが言っているけど、実際に手に取ってみると、あまり面白くなかったり、期待ほどの品質じゃなかったりすることがあるよね。それを指して「名有りて実無し」と言うんだ。
「有名無実」という言葉も似たような意味で、名前だけが有名で、中身や実力が伴っていないということを表しているんだよ。
「名有りて実無し」の使い方
総理大臣って肩書は立派そうだけど、名有りて実無しだよね。
結局官僚の力よね。
原稿を読まないで、自分の言葉で語る総理大臣を見たことがないよ。
語ったら無能さがさらにばれちゃう。
【スポンサーリンク】
「名有りて実無し」の例文
- ミシュランの星獲得っていうから食べに来てみたが、名有りて実無しだった。
- インスタでバズっているものは映えるものであって、名有りて実無しなものが多い。
- 百貨店も商品がすべて名品なわけではない。名有りて実無しというように、百貨店ブランドを冠した価値の無いものだったりする。
- 前評判でどれだけすごいやつなのかと期待していたが、名有りて実無しでがっかりだったよ。
- 甲子園で活躍したが、プロ入りしてからは練習嫌いがたたり、名有りて実無しという感じで鳴かず飛ばずのまま引退した。