「成るは厭なり、思うは成らず」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
成るは厭なり、思うは成らず
【読み方】
なるはいやなり、おもうはならず
【意味】
実現するものは満足できず、欲することはうまく行かない。
縁談などが思うようにならないことにいう。
「成るは厭なり、思うは成らず」ということわざはね、実現するものには満足できず、逆に本当に欲しいものやうまくいってほしいものは手に入らないという意味があるんだよ。
あー、それはつまり、思い通りになるものはええわーってなるけど、ほんまに欲しいものはなかなか手に入らへんってことかいな。
縁談とかでも、思うようにいかんことが多いんやろな。これは、人生そう上手くいかへんこともあるって教えてくれてる言葉やな。
【語源由来】
簡単に実現したことは気に入らず、望むことはなかなか実現しないということから。
【類義語】
・有るは厭なり、思うは成らず
・思うに別れて思わぬに添う
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「成るは厭なり、思うは成らず」の解説
カンタン!解説
「成るは厭なり、思うは成らず」っていう言葉はね、実際に何かが起こると思っていたよりも良くない感じがするし、ほんとうに欲しいものや、実現させたいことはなかなかうまくいかないって意味なんだよ。
例えばね、お見合いで誰かと結婚することになったとしよう。でも、最初は嬉しくても、だんだん「この人じゃなかったかも…」って思うことがあるかもしれないよね。一方で、好きな人がいても、その人と上手くいくとは限らないんだ。
特に、お見合いや恋愛の話に使われることが多い言葉で、「思っていたようにはいかないなあ」と感じるときに使うんだよ。だから、この言葉は「予想外のことが起こるし、思い通りに事が進むとは限らないよ」という意味を持っているんだね。
「成るは厭なり、思うは成らず」の使い方
この世は不満なことばかりだ。
成るは厭なり、思うは成らずっていうわよね。それって不満に思う健太くんに問題があるんじゃないの?
だって不満なんだもん。
せめてかなった時は幸せを感じればいいのに。かなったらかなったで不満だなんて、不幸でしかないわ。
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「成るは厭なり、思うは成らず」の例文
- 無駄にもてて、成るは厭なり、思うは成らずというように好きな子に想ってもらえない。
- お見合いが全戦全敗で、成るは厭なり、思うは成らずだと実感する。
- 親がうるさいから婚活しているが、成るは厭なり、思うは成らずというような思うようにいかない状況に投げ出したくなる。
- 自分だけのことなら努力で何とでもできるのに、恋愛となると相手がいることだから、成るは厭なり、思うは成らずだ。
- 成るは厭なり、思うは成らずというのに、何で結婚している人がこんなに多いんだろう。みんな妥協したのかな。