「蓮の台の半座を分かつ」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
蓮の台の半座を分かつ
「半座を分かつ」ともいう。
【読み方】
はすのうてなのはんざをわかつ
【意味】
強いきずなで結ばれた仲のこと。
「蓮の台」とは、仏や菩薩、極楽浄土に生まれ変わった人が座る蓮華の台座。
ええ関係やなあ。蓮の台の半座を分かつって、一つの美しいものを二人で共有するみたいやね。仲の良い人同士や、深い絆で結ばれてる人たちが、一緒に何かを分け合うっていうイメージやな。そんな関係って、ほんまに素敵やわ。
お互いを深く理解し合って、信頼関係がしっかりしてるってことやろうし、そういう絆は大事にしたいものやね。蓮の台で半座を分かつっていうのは、ほんまに美しい友情や愛情を象徴する言葉やな
【語源由来】
死後も極楽浄土で、一枚の蓮華の台座を半分ずつ分かち合い仲良く座るという意から。
【類義語】
・一蓮托生
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「蓮の台の半座を分かつ」の解説
カンタン!解説
「蓮の台の半座を分かつ」という表現は、とても親密で強い結びつきを持つ関係を意味しているんだよ。これは、死後に極楽浄土で一枚の蓮の花の上にある台座を二人で半分ずつ分かち合って座る、という仏教のイメージから来ているんだ。
この表現は、生前だけでなく死後も変わらずに続く深い絆や友情、愛情を示していて、一緒に極楽を目指すほどの強い関係性を象徴しているんだよ。蓮華の台座は仏教において聖なる座とされ、そこに座ることは特別な意味を持つんだ。その聖なる場所を半分ずつ分かち合うことから、非常に親しい関係であることを表しているんだ。
このことわざは、人との関係の中で特に深い絆や信頼を持つことの価値を讃えているんだね。それは、ただの友情や愛情を超えて、お互いに深く結びついていることを意味しているんだ。
「蓮の台の半座を分かつ」の使い方
うぇーん。悲しいよ。
何かあったの?
友達が引っ越ししたんだ。
それはつらいわね。彼の不在に慣れるまでしばらくかかりそうね。蓮の台の半座を分かつ仲だったから、心は繋がっていられるわよ。
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「蓮の台の半座を分かつ」の例文
- 彼等は、蓮の台の半座を分かつような強いきずなで結ばれていた。
- 蓮の台の半座を分かつ彼が困っている時に、僕だけ遊んでいるわけにはいかない。
- 若いころの一時の感情ではなく、蓮の台の半座を分かつことができる人と結婚しなさい。
- 蓮の台の半座を分かつ二人なら、どんな困難も乗り越えていけるだろう。
- 健太くんが調子が悪いと、なんとなくわかる。蓮の台の半座を分かつ仲だからか。
つまり、非常に密接で分け隔てのない関係、お互いに深く信頼し合っていることを象徴する言葉なんだよ。