「瓢に浮き」の意味(語源由来)
【ことわざ】
瓢に浮き
【読み方】
ひさごにうき
【意味】
念入りにし過ぎて間が抜けていること。


うまいことやろうとしすぎて、かえって変になっちゃうってことやね。物事にはほどほどが大切ってことを教えてくれてるんやな、これは。
【語源由来】
水に浮く瓢に浮きをつけることから。
「瓢に浮き」の解説
「瓢に浮き」という言葉は、ね、ひょうたん(瓢箪)を水に浮かべようとするけど、ひょうたんはもともと浮くものだから、それに浮きをつけるなんて必要ないし、間が抜けたことをしているように見える、って意味なんだよ。つまり、もう既に満たされている条件をさらに満たそうとして、余計なことをしてしまうことを言っているんだね。
この言葉は、念には念を入れることが大切だけど、度を過ぎると逆にばかばかしい結果になってしまうことを教えてくれているんだ。たとえば、すでに安全な場所にあるものをさらに守ろうとして、不要な防護措置を施すような場合に使われるよ。それは、無駄な労力を使っているだけでなく、場合によっては本来の目的から外れた行動をしてしまうこともあるんだ。
だから、「瓢に浮き」って言葉は、事の本質を見極めて、必要以上に手を加えないようにしようというアドバイスも含まれているんだね。物事には適切な対応が必要で、過剰な行動は逆効果になることがあるってことを思い出させてくれるんだ。
「瓢に浮き」の使い方




「瓢に浮き」の例文
- 念入りに準備しすぎて本番で緊張してしまい、まさに瓢に浮きの状態だった。
- 面接のために入念に準備をした結果、瓢に浮きとなり、基本的な質問に答えられなかった。
- 細かすぎるチェックリストを作成して旅行の準備をしたが、パスポートを忘れるという瓢に浮きな失敗をしてしまった。
- 彼女へのサプライズプランを練るあまりに瓢に浮き、逆に彼女を困惑させてしまった。
- 瓢に浮きの例として、過剰なセキュリティ対策がかえって使い勝手を悪くしてしまうケースがある。























