目次
「一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し」の意味(類義語・英語)
【ことわざ】
一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し
「一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折るべからず」ともいう。
【読み方】
ひとすじのやはおるべし、とすじのやはおりがたし
【意味】
一人の力は弱くても、大勢が力を合わせ団結すれば大きな力になるということ。
へえ、それはたしかにそうやな。つまり、「みんなで力を合わせたら、大きなことができる」ってことか。一人一人の力は小さくても、それが集まることで大きな力になるんやね。仲間と一緒にがんばることの大切さを教えてくれてるんやな。
みんなで一緒に目標に向かって努力することが、どんな困難も乗り越える鍵やってことか。団結は力なり、やね!
【類義語】
・単なれば折れ易く、衆なれば則ち摧け難し
【英語】
In union is strength.(団結すると強くなる)
【スポンサーリンク】
「一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し」の解説
カンタン!解説
「一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し」ということわざは、とっても分かりやすい教訓が込められているんだ。「一本の矢なら簡単に折れるけれど、十本もの矢が束になっていると、それを折るのはすごく難しいよ」という例えから、「一人だと弱いけれど、みんなが力を合わせればとても強くなれる」という意味があるんだよ。
たとえば、サッカーチームで考えてみよう。一人の選手がどんなに上手くても、相手チーム全員と戦うのは不可能だよね。でも、チームのみんなが協力してプレイすれば、強いチームにも勝つことができるんだ。
このことわざは、「協力して行動することの大切さ」を教えてくれているんだね。みんなで力を合わせることで、大きな困難にも立ち向かえるし、達成できることがずっと多くなるってことを忘れないようにしよう。だから、何か難しいことがあったら、周りの人たちと協力することを考えてみるといいかもしれないね。
「一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し」の使い方
健太くん。一人だけでやろうとしてるけど、大丈夫?
うーん、確かに自分一人では難しいかもしれない。でも、手伝ってくれる人を見つけるのも面倒だよ。
一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しって言うじゃない?仲間を探す方が大きなことができるかもしれないわよ。
それもそうだね。みんなに声をかけてみるよ。
【スポンサーリンク】
「一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難し」の例文
- プロジェクトの成功はチームワークにかかっている。一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しという言葉の通り、一人では達成できない目標もチーム全体で力を合わせれば達成可能だ。
- 新しい社会運動を始めるにあたり多くの仲間を集めることが重要だ。一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しの諺が示すように、一人の声は小さいが、多くの人々が同じ目的で声を上げれば大きな影響力を持つことができる。
- 学校でのクリーンアップ活動において、全員が協力することの重要性を強調する。一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しという考え方を持ち、みんなで力を合わせれば、より早く、より効果的に作業を終えることができる。
- スポーツチームが大会に向けて練習を重ねる中で、一人一人が自分の役割を全うすることが求められる。一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しという言葉を心に留め、個々の努力が集まって初めて、チームとしての強さが生まれる。
- 環境保護のための署名活動において、多くの人々が参加することの大切さを訴える。一筋の矢は折るべし、十筋の矢は折り難しのように、一人の行動も大切だが、集団での行動が大きな変化を生み出す力を持っている。
団結の力がいかに大きいかを教えてくれている言葉なんだ。