【ことわざ】
百聞は一見に如かず
「百聞(ひゃくぶん)」を「百文」と書くのは誤りなので注意が必要。
【読み方】
ひゃくぶんはいっけんにしかず
【意味】
何度も聞くより、一度実際に自分の目で見るほうがまさる。
【語源・由来】
中国の「漢書(かんじょ)趙充国伝(ちょうじゅうこくでん)」にある言葉が由来。
「百聞は一見に如かず。兵はるかに度(はか)り難し。臣願わくは馳せて金城(きんじょう)に至り、図して方略をたてまつらん。」
戦のことは遠く離れたところにいたのではわかりません。私が金城に駆け付けて状況を探り、図に書いて作戦計画を奏上いたしましょう。
とあることに基づく。
【類義語】
・千聞一見に如かず
・百聞は目見に如かず
【英語】
Better have it than hear of it.(話を聞くより体験するほうがよい)
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「百聞は一見に如かず」の使い方
どんな景色だったの?
空が青くて、遠くに緑色の山が見えていて…。
百聞は一見に如かずというから、実際に見てみたいわ。
「百聞は一見に如かず」の例文
- 本はたくさん読んでいるけれど、百聞は一見に如かずということがある。
- 百聞は一見に如かずだ。実際にキュウリを育てて観察をしてみよう。
- あの映画の面白さは何度説明してもうまく伝わらないから、百聞は一見に如かずというように実際に映画を見て欲しい。
- 話には何度も聞いていたけれど、この景色はまさに百聞は一見に如かずだ。
- マラソンの大変さは聞いていたけれど、百聞は一見に如かずだと思い参加を決めた。
ともこちゃんにも見せたかったな。