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【火を乞うは燧を取るに若かず】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

「火を乞うは燧を取るに若かず」の意味(出典・語源由来)

意味

【ことわざ】
火を乞うは燧を取るに若かず

【読み方】
ひをこうはすいをとるにしかず

【意味】
人を当てにせず、自分で努力してやったほうが確実だということ。

ことわざ博士
「火を乞うは燧を取るに若かず」ということわざは、他人から助けを求めるよりも、自分自身で必要なものを得る努力をするほうが良い、という教訓が込められているんだ。この言葉は、自立して問題を解決する重要性を強調しているよ。
助手ねこ
ええな、その考え。つまり、「人に火をもらうよりも、自分で火打ち石を使って火を起こす方がええ」ってことやな。人に頼るんじゃなくて、自分でどうにかする力をつけるって大事やね。

自分で問題を解決できるようになると、どんな時でも対応できるようになるってことや。

【出典】
淮南子えなんじ

【語源由来】
他人に火種をくれと頼むよりも、自分で火打ち石を使って火をおこした方が良いということ。

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「火を乞うは燧を取るに若かず」の解説

カンタン!解説
解説

「火を乞うは燧を取るに若かず」ということわざは、他人から助けを求めるよりも、自分で解決策を見つけ出す方がずっと価値があるという意味があるんだ。この教訓は「淮南子」という古代中国のテキストに由来しているよ。

この言葉で言う「火を乞う」は、他人から火種をもらうこと。つまり、他人の助けに頼ることを表しているんだね。一方で、「燧を取る」は、火打ち石を使って自分で火を起こすこと。これは、自分の力で問題を解決することを象徴しているよ。

例えば、何か困ったことがあったときに、すぐに人に助けを求めるのではなく、まずは自分で解決方法を考えてみる。それによって、自分のスキルや知識が向上するし、自立した強い人間に成長できるんだ。

このことわざは、自分で努力して解決策を見つけることの重要性を教えてくれるんだよ。人生で直面するさまざまな問題に対して、自分自身で解決方法を見つける力を養うことが、とても大切なのだという教えを伝えているんだね。

「火を乞うは燧を取るに若かず」の使い方

健太
この数学の問題がわからないんだけど、答えを教えてくれない?
ともこ
火を乞うは燧を取るに若かずって言葉知ってる?私が答えを教えるより、解き方を自分で考えた方がずっとためになるよ。
健太
なるほど、自分で解決する力をつけるってことか。じゃあ、どうやってこの問題を解くか、さわりだけ教えてもらえる?
ともこ
もちろんだよ。まずは問題をよく読んで、何が求められているのかを理解しよう。それから公式を使って解いていくよ。
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「火を乞うは燧を取るに若かず」の例文

例文
  1. 無料のツールを使うより、自分でプログラムを作れるようになればもっと便利だ。火を乞うは燧を取るに若かずとは、このような状況にも当てはまる。
  2. 勉強においても、教えてもらうのを待つより自分で調べたほうが理解が深まる。火を乞うは燧を取るに若かずである。
  3. 彼はいつも他人に助けを求めていたが、自分で解決策を見つけるようになってから、より自立した人物になった。火を乞うは燧を取るに若かずの教えが彼にはぴったりだ。
  4. 事業を始めるにあたり、資金援助を求めるのも一つの方法だが、可能な限り自力で資金を集めたほうが、将来的に自由が広がる。火を乞うは燧を取るに若かずというわけだ。
  5. 料理も同じで、レシピ通りに作るのもいいが、自分でアレンジを加えてみると新しい発見がある。まさに火を乞うは燧を取るに若かずの精神だ。

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