「人の七難より我が十難」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
人の七難より我が十難
「人の七難より我が八難」ともいう。
【読み方】
ひとのしちなんよりわがじゅうなん
【意味】
人の欠点は些細なことでも気が付くが、自分の欠点は簡単には気が付かないということ。
「難」は、欠点の意。
あー、それって自分のことより他人のちょっとしたミスには敏感になってしまうってことやな。でもな、自分の方がもっとたくさん問題抱えてるのに、それには目をつぶってしまうんやな。
なんか、人ってそういうもんやなって。自分のことは見えにくいけど、他人の小さいミスもバッチリ見えちゃうんやね。これはちょっと自分を振り返って、人のことばかり言うんじゃなくて、まずは自分のことからしっかり見直さなあかんってことを教えてくれてるんやな。
【語源由来】
人の欠点を責めるより、自分の欠点を反省するべきだということ。
【類義語】
・人の一寸我が一尺
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「人の七難より我が十難」の解説
カンタン!解説
「人の七難より我が十難」っていうことわざはね、他の人の小さな欠点や問題はすぐに気づくけど、自分自身のもっと多くて大きな欠点にはなかなか気づけないっていう意味なんだよ。
たとえば、友達のちょっとした失敗はすぐに見つけてしまうけど、自分が同じように、またはもっとひどい失敗をしていても、それには気づきにくいっていうことだよ。人って、他の人のことはよく見えるけど、自分のことってなかなか見えにくいんだね。
このことわざは、自分自身の欠点や問題を見つめ直すことの大切さを教えてくれているんだよ。他の人の小さな問題ばかり指摘する前に、自分自身のもっと大きな問題に気づいて、それを直すことが大切っていうことを伝えているんだね。
「人の七難より我が十難」の使い方
最近、クラスのみんなについて色々思うところがあるんだけど。
でも、自分たちの言動を振り返ると、完璧とは言えない部分がいくつもあると思わない?
僕は完璧さ。
人の七難より我が十難って言葉がぴったり来るわね。人の小さな欠点には気づきやすいけど、自分の欠点にはなかなか気づかないものよ。
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「人の七難より我が十難」の例文
- 社会科の授業で、先生は人の七難より我が十難という言葉を引用して、私たちに自己反省の大切さを教えました。他人の行動を批判する前に、まず自分自身の行動を見つめ直すことが重要だということです。
- チームミーティングでの意見交換が白熱している時、一人のメンバーが人の七難より我が十難を忘れずにと言ってみんなが少し落ち着いた。それぞれが自分自身の問題点を認めることで、より建設的な議論ができるようになった。
- 話題のSNSで見かけた投稿に、人の七難より我が十難というハッシュタグがついていて、人々が自分の失敗や学びを率直に共有しているのを見て、他人への批判よりも自己改善に目を向けるべきだと感じた。
- 自己啓発の本を読んでいると、人の七難より我が十難の教えに出会い、自分の短所や課題に目を向けそれを乗り越えることの重要性を学んだ。この言葉は、自己成長の旅において常に念頭に置くべきものだと感じた。
- 友達との会話の中で、互いに相手の小さな欠点を指摘し合っているうちに、人の七難より我が十難だよねという話になり、笑い合いながらも、自分たちの欠点にも目を向けるようになった。この言葉は、人間関係を深めるのにも役立つことをijime
自分に甘く、他人に厳しい人間の性質を表しているんだね。