「檜山の火は檜より出でて檜を焼く」の意味(語源由来・類義語)
【ことわざ】
檜山の火は檜より出でて檜を焼く
【読み方】
ひやまのひはひのきよりいでてひのきをやく
【意味】
どうしようもないこと。また、寂しくじっとしていること。
あはは、それはつまり、「自分の尻に自分で火をつける」ってことやな。自分でトラブルを起こしておいて、そのトラブルに自分が巻き込まれるっていう、なんともシュールな状況やね。自業自得ってやつか。
これって、自分の行動はちゃんと考えてからやらなあかんってことを教えてくれてるんやな。
【語源由来】
檜の生い茂った山では、檜の枝と枝がこすれ合って発火し、檜を焼いてしまうことがあるという意から。
【類義語】
・奥山の杉のともずり
・自業自得
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「檜山の火は檜より出でて檜を焼く」の解説
カンタン!解説
「檜山の火は檜より出でて檜を焼く」っていうことわざはね、山の中でひのきの木の枝がこすれ合って、勝手に火がついてしまい、結局その火でひのきの木自体が燃えてしまうっていう話から来てるんだよ。これは、自分のしたことが原因で、自分が困ったり苦しんだりすることを教えているんだね。
例えばね、友達に悪いことを教えたりして、その友達がその悪いことをやっちゃって、結局は自分も問題に巻き込まれてしまうようなこと。自分が始めたことが、自分にとって大きな問題を作ってしまうっていう意味なんだよ。
このことわざは、自分の行動には気をつけないと、自分が思ってもみなかったような大変なことになるかもしれないって、教えてくれているんだね。自分で起こした問題が、自分を困らせるってことを、忘れないようにしようね。
「檜山の火は檜より出でて檜を焼く」の使い方
最近、成績が下がってきたんだ。
夜遅くまでゲームをしているからかもね。
そうかもしれない。でも、ゲームはやめられないんだ。
檜山の火は檜より出でて檜を焼くって言うじゃない?自分の行動が原因で自分が苦しくなっているんだよ。少しずつでもゲームの時間を減らして、勉強時間を増やしてみたら良いと思うよ。
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「檜山の火は檜より出でて檜を焼く」の例文
- 社長自らの決断が会社の危機を引き起こした。まさに、檜山の火は檜より出でて檜を焼く状態だ。自分の選択が、思わぬ形で自分自身に跳ね返ってきたのだ。
- 長年の友情に亀裂が入り、その原因が自分の無思慮な一言だったことに気づいた時、彼女は檜山の火は檜より出でて檜を焼くという諺を思い出した。自分が撒いた火種が、最も大切にしていた関係を傷つけてしまったのだ。
- 彼は自分の成功を妬んだ人々によって、陰謀の的となり、結局はその妬みが原因で彼自身が苦境に立たされた。この状況を檜山の火は檜より出でて檜を焼くと表現することができる。自分が築いた名声が、自分を苦しめる火となった。
- 彼女は嘘をついてまで自分の立場を守ろうとしたが、その嘘が暴かれた時、彼女は深く後悔した。檜山の火は檜より出でて檜を焼く、自分の行動が自分自身に対して最大のダメージとなったことを痛感した。
- 政治家が不正を働いていることが発覚し、彼のキャリアは崩壊した。彼は檜山の火は檜より出でて檜を焼くという古い諺を思い出し、自分の行為が自分自身を滅ぼしたことを悔やんだ。自分が作り出した問題が、最終的には自分を破滅させることになったのだ。
自分で起こした問題が、自分に跳ね返ってくるというわけさ。