「智を使い勇を使い貪を使い愚を使う」の意味(出典)
【ことわざ】
智を使い勇を使い貪を使い愚を使う
【読み方】
ちをつかいゆうをつかいどんをつかいぐをつかう
【意味】
大きなことを成し遂げる者は、あらゆる人を使いこなすことができる統率力が必要だ。才知や勇気のある者ばかりでなく、欲深い者や愚か者もうまく使いこなす必要があることを説いた言葉。
「智を使い勇を使い貪を使い愚を使う」ということわざは、大きな仕事を成功させるためには、さまざまな人を上手に活用するリーダーシップが求められるという意味だよ。
なるほどな。大事なことは、「頭のいい人だけ」や「勇敢な人だけ」を使うんじゃなくて、どんな人でもその特性を活かしてうまく使うことやな。
ちょっと欲張りや、少しはっちゃけた人でも、上手に活用すればいい結果を出せるってことやな。これは、リーダーの力量が問われるわけやな。
【出典】
「三略」
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「智を使い勇を使い貪を使い愚を使う」の解説
カンタン!解説
「智を使い勇を使い貪を使い愚を使う」っていうことわざは、大きなことを成し遂げるためには、いろんなタイプの人を上手にリーダーシップで引っ張っていく力が必要だよってことを教えてくれる言葉なんだよ。
たとえば、サッカーチームを考えてみてね。そのチームには、頭がいい戦術家や、元気で勇気のある選手、得点をとることだけを考えるゴールゲッター、そして時々ミスをするけど頑張る選手がいるよね。監督やキャプテンは、それぞれの選手の特徴や得意なことを知って、チーム全体として最大の力を発揮させるように動かさなきゃいけないんだ。
この言葉は、そんな考え方を示していて、すごく頭のいい人や、勇気のある人だけじゃなく、欲深い人や、ちょっと天然な人も、彼らの持っている力や特性に合わせてうまく使うことで、大きな成功を手に入れることができるんだってことを教えてくれるんだよね。
「智を使い勇を使い貪を使い愚を使う」の使い方
父さんが上司から「お前は使えない」って言われて首になったんだ。
智を使い勇を使い貪を使い愚を使うっていうのにね。無能な人間を仕えてこそ、優秀な上司よね。
上司こそ無能だよー。
無能な上司がいる会社なんて辞めて正解よ。
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「智を使い勇を使い貪を使い愚を使う」の例文
- あのチームは金にものを言わせてエース級の選手を集めているが、智を使い勇を使い貪を使い愚を使ってこそ真の指導者だ。
- 智を使い勇を使い貪を使い愚を使う彼は、きっと偉大な人物になるだろう。
- 適材適所で、智を使い勇を使い貪を使い愚を使う人がいる会社は安泰だ。
- 部下の能力を見極めて、智を使い勇を使い貪を使い愚を使うことで組織はうまくまとまる。
- 優秀なリーダーほど、智を使い勇を使い貪を使い愚を使うので、学歴フィルターにかけるようなリーダーは愚か者だ。