「池魚を畜う者は必ず猵獺を去る」の意味(出典・語源由来)
【ことわざ】
池魚を畜う者は必ず猵獺を去る
【読み方】
ちぎょをやしなうものはかならずへんだつをさる
【意味】
物事を実行するには、妨げとなるものを取り除いて万全の状態にしなければならない。
物事を成功させるためには、先に妨げになるものをなくして、全てがスムーズにいくように整えておくことが大切やな。これは、準備の大切さを教えてくれる言葉やね。
【出典】
「淮南子」
【語源由来】
池で魚を飼うものは、魚を食うかわうそを追い払うものだという意から。
「池魚を畜う者は必ず猵獺を去る」の解説
「池魚を畜う者は必ず猵獺を去る」っていう言葉は、何かをうまくやるためには、邪魔になるものや困難なことを取り除く必要があるっていう意味なんだよ。
たとえば、池にたくさんの魚を飼いたいけど、その池にかわうそがいると、そのかわうそが魚を食べてしまうでしょ。だから、魚を安全に飼いたいなら、かわうそを池から追い出す必要があるんだ。
これをもっと簡単に言うと、成功するためには、邪魔になるものを取り除くことが大切、っていうこと。目標に向かって進むときに、障害や問題を先に解決しないと、うまくいかないこともあるから、そのことを教えてくれる言葉なんだよ。
「池魚を畜う者は必ず猵獺を去る」の使い方
「池魚を畜う者は必ず猵獺を去る」の例文
- 草を一本残らず抜かないと、後々面倒なことになる。池魚を畜う者は必ず猵獺を去るというよ。
- 懸念材料はすべて排除してから、物事を行う。池魚を畜う者は必ず猵獺を去るのが鉄則だからね。
- 反乱分子は根絶やしにしておけ。池魚を畜う者は必ず猵獺を去るものだ。
- 池魚を畜う者は必ず猵獺を去るというように、邪魔になりそうなものはすべて取り除いてからじゃないと、不安で集中できない。
- 絶対成功させたいなら、池魚を畜う者は必ず猵獺を去るというように、妨げになるものは微塵も残さないようにしないといけない。