「ことわざ・慣用句」のLINEスタンプ発売中♪

【竹馬の友】の意味と使い方や例文(語源由来・出典・類義語・英語訳)

竹馬の友

「竹馬の友」の意味(語源由来・出典・類義語・英語訳)

意味
【ことわざ】

竹馬の友

【読み方】

ちくばのとも

【意味】

おさななじみのこと。

ことわざ博士
「竹馬の友」という言葉は、幼いころに一緒に竹馬で遊んだ友達、つまり幼馴染を指す表現だよ。
助手ねこ
竹馬の友って、ほんまに長い付き合いがある親友を指す言葉やね。小さい頃から一緒に遊んで、いろんなことを共有してきた友達って、特別な存在やもんな。

竹馬っていうのがまた昔ながらの遊びって感じで、なんか懐かしいわ。そんな幼なじみや長い間の友人って、人生において大切な宝物の一つやろうし、そういう関係を大切にするっていうのは、めっちゃ素敵なことやね。

【語源・由来】

桓温が不仲の殷浩と並び称されることを不満に思い、幼時には殷浩は自分の捨てた竹馬ちくばで遊んでいたと、自分の優位を吹聴した故事から。竹馬ちくばとは、竹の先にたてがみをつけて馬にみたてた中国のおもちゃ。竹馬で遊んだ友だちということから。

「竹馬」は「たけうま」とは読まないので注意が必要です。ここでの「竹馬ちくば」は、現在の形ではなく、笹のついた竹にたてがみをつけ、馬に見立てて跨がって遊ぶものだったようです。

【出典】

晋書・殷浩伝」

【類義語】
・騎竹の交わり
・鳩車竹馬の友
・竹馬の好

【英語訳】
・an old playmate
・childhood friend

【スポンサーリンク】

「竹馬の友」の解説

カンタン!解説
解説

「竹馬の友」という表現は、幼い頃から一緒に遊んだり育ったりした親しい友達を意味しているんだ。具体的には、子供の頃に一緒に竹馬に乗って遊んだような、長い付き合いのある友人を指すよ。ここでの「竹馬」は、子供たちが遊ぶおもちゃの一種で、古くから親しまれている遊び道具なんだ。

この言葉は、長い間の友情や深い絆を表現するために使われるよ。竹馬の友は、単なる友達以上の意味を持ち、共に成長してきた仲間、または幼少期からの深い理解や信頼関係を共有する人々を指すんだ。

「竹馬の友」は、幼い頃からの経験や思い出が共有されている特別な関係を称え、そのような長く深い友情が人生においてどれほど貴重であるかを示しているんだね。それは、時間を超えて続く強い絆の美しさと重要性を表現しているんだ。

「竹馬の友」の使い方

健太
ねえねえ、一つ頼み事があるんだけど、聞いてくれないか。君にしかお願いできないんだ。
ともこ
またそんなこといって。どうせ、「宿題を写させてくれないか」とかじゃないの?
健太
なんだ、話が早いじゃないか。なんとか頼むよ。僕と君とは竹馬の友じゃないか。助け合おうよ。
ともこ
いつも私が助けてばかりじゃない。まったく、都合が良いんだから。
【スポンサーリンク】

「竹馬の友」の例文

例文
  1. 僕らは竹馬の友だから、黙っていても何を考えているのか大体は分かるんだ。
  2. ぼくとともこちゃんは、保育園に入る前からいっしょに遊んでいた。竹馬の友だね。
  3. 彼女と君は竹馬の友だと思っていたが、一体どうしてそんなに仲が悪くなったんだい。
  4. 会社の同僚として、そして竹馬の友として、僕は君にしっかりと忠告しておくよ。
  5. あなたと私は竹馬の友ではなかったのかい?どうしてこんな裏切るような真似をしたのか教えてくれよ。
  6. 君の父とは竹馬の友だから、お願いされたらなかなか断れないよ。

【注意!】間違った例文

❌「ぼくは小さい時、近所の大学生のお兄さんによく遊んでもらっていた。お兄さんが竹馬の友だ。」

この使い方は間違い。「竹馬の友」は、年の離れた友だちのことはいわない。

ことわざ・慣用句のLINEスタンプ発売中♪

「ことわざ・慣用句の百科事典」で使用している、当サイトのオリジナルイラスト素材が、LINEスタンプとしてついに発売開始されました。

意味を考えながらLINEスタンプを繰り返し使うことで、楽しくことわざや慣用句を覚えることができますよ♪