「直は曲を輔けず」の意味(出典)
【ことわざ】
直は曲を輔けず
【読み方】
ちょくはきょくをたすけず
【意味】
正しい人は、悪人のやることを手助けしない。
「直」は、正しい。「曲」は、まがる。悪人。
うん、それは本当だね。人は常に自分の行動に責任を持つべきだよね。
間違ったことをしている人を助けることは、自分自身がその行為に加担することになるから、やっぱり良くないね。正直さと誠実さはとても大切なことだよ。
【出典】
「国語」
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「直は曲を輔けず」の解説
カンタン!解説
「直は曲を輔けず」っていうのはね、正しいことをする人は、悪いことをする人を助けない、っていう意味だよ。
例えば、友だちがカンニングしようとして、「一緒にやろうよ」と誘ってきたとき、君はどうする? ちゃんと勉強してる君は、そんなズルを助けることはしないよね。そのときの君がまさに「直」で、カンニングしようとしてる友だちは「曲」なんだよ。
「直」っていうのは、行動が正直で、正しいことをする人のことを指していて、「曲」は、ちょっとズルをしたり、正しくないことをする人を指しているんだ。
だから、「直は曲を輔けず」っていうのは、「正直で正しい行動をする人は、悪いことをする人を手助けしない」っていう意味なんだよ。
「直は曲を輔けず」の使い方
先生に怒られちゃったよ。
何か悪いことをしたの?
僕は何もしていないんだ。万引きをした友人に見張り役を頼まれて、手助けしただけなんだ。
直は曲を輔けずっていうから悪事の手助けなんてもってのほかだし、ほう助罪に問われる可能性があるわよ。
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「直は曲を輔けず」の例文
- 僕は、反政府活動をする君の手助けはしない。直は曲を輔けずだ。
- 親友であっても、直は曲を輔けずというから悪事の手伝いはできかねる。
- 人のためになることなら助けるが、直は曲を輔けずというから助けることはできない。
- 君に助力すると、君は助かり嬉しいだろうが、その結果多くの人が泣くことになる。直は曲を輔けずというが、助力はできない話だ。
- 正しい人は、悪事に手を貸すこともしない。直は曲を輔けずというので、知らず知らずのうちに悪事に加担することがないよう気を付ける。
このことわざは、正義と誠実さの大切さを強調しているよ。