「中流の砥柱」の意味(出典・語源由来・類義語)
【ことわざ】
中流の砥柱
【読み方】
ちゅうりゅうのしちゅう
【意味】
困難な状況下でも微動だにせず、毅然として節義を守っていることのたとえ。乱世でも節義を守ること。
「砥柱」は、中国河南省の北東、黄河の流れの中にそびえたつ砥石のような平らな岩石。
「中流の砥柱」という言葉は、混乱した時代にあっても、しっかりと自分の信念や原則を守ることを表しているんだよ。
なるほどな、それはつまり、どんなにバタバタとした世の中でも、しっかりと自分の信じることを貫くことの大切さを教えてくれる言葉やな。
あかんことはあかんとはっきり言えるような強い心持ちが必要やな。これは、大事な原則を揺るがせない強さを示す表現やな。
【出典】
「晏子春秋」
【語源由来】
砥柱が激流の中に毅然として立って意から。
【類義語】
・中流の底柱
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「中流の砥柱」の解説
カンタン!解説
「中流の砥柱」っていうことわざはね、とっても混乱している時期や難しい状況でも、しっかりと自分の信念や原則を守って立ち続けることを表しているんだよ。
「砥柱」っていうのは、大きな川の中に立っている岩のようなもので、どんなに激しい流れが来ても全然動かないんだよ。「中流」は大きな川の真ん中の部分を指していて、流れが一番激しい場所だよ。
だから、このことわざは、どんなに難しい状況が来ても、しっかりと自分の立場を保ち続ける、つまり「動じない強さ」を持つことの大切さを教えているんだよ。例えば、友達全員が間違ったことをしているときでも、自分だけが正しいことを守り続ける、そんな強さを表しているんだね。
「中流の砥柱」の使い方
みんなが自習をさぼってる中で、黙々と勉強をするともこちゃんは偉いね。
人は人、私は私だから流されないわ。
まさに、中流の砥柱だね。かっこいい。
長いものに巻かれる人生は嫌なのよ。
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「中流の砥柱」の例文
- 流行を追わず、中流の砥柱というように自分のスタイルを貫く彼は素敵だ。
- 経済的苦境にあっても、彼は中流の砥柱のごとく節義を守り抜いた。
- どんな時でも動じないともこちゃんは中流の砥柱だ。
- 中流の砥柱といえる彼だったら、どんな環境でも周囲の色に染まらず、自分の信念を貫くだろう。
- 揺るがず動じない彼は、中流の砥柱で決して流されない。