「中心疑う者は其の辞枝る」の意味(出典)
【ことわざ】
中心疑う者は其の辞枝る
【読み方】
ちゅうしんうたがうものはそのじわかる
【意味】
疑いを抱くものは、この言葉に一貫性がない。内心疑っているものの言葉は、木の枝が分かれるように支離滅裂であるということ。
ほんまにそうやな。心の中で疑っていると、口に出す言葉もぐちゃぐちゃになってしまうんや。
だから、自分の心が整っていることは大切やな。これは、自分自身の感情のコントロールや自己理解に役立つ教えやわ。
【出典】
「易経」
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「中心疑う者は其の辞枝る」の解説
カンタン!解説
「中心疑う者は其の辞枝る」っていうことわざはね、心の中で疑いを抱いている人の言葉は、一貫性がなく、まるで木の枝のようにバラバラに分かれてしまうという意味だよ。
例えば、心の中でウソをついているときや、何かを隠しているときは、その人の話が一貫性を持たず、話が飛んだり、バラバラになったりすることが多いんだ。それはまるで、木の幹から枝がいろいろな方向に分かれていくようなものだよ。だから、「中心疑う者は其の辞枝る」は、心の中で疑いを抱いていると、その人の言葉は一貫性を失ってしまうという意味なんだよ。
「中心疑う者は其の辞枝る」の使い方
うーむ。健太くんは心の中に疑念があるわね。
ない。ない。疑念なんてない。
言葉がふわふわしているもの。中心疑う者は其の辞枝るっていうわよ。
ともこちゃんには嘘はつけないなあ。
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「中心疑う者は其の辞枝る」の例文
- 健太くんの言葉が迷走している。中心疑う者は其の辞枝るというから、何か疑いがあるのだろう。
- 中心疑う者は其の辞枝るというから、疑いを抱いている時は発言を慎んだ方がいい。
- 発言に一貫性がないが、心に何か抱えていないかい?中心疑う者は其の辞枝るというよ。
- 先程から君の言うことが支離滅裂なのだが、中心疑う者は其の辞枝るというやつじゃないのかな?
- 中心疑う者は其の辞枝るというように、内心疑っている人は、話すとすぐに分かる。
その人の心が安定していないため、その言葉は木の枝が分かれるようにばらばらで、統一性や一貫性が見られないんだ。