「蝸牛が日和を知る」の意味(語源由来)
【ことわざ】
蝸牛が日和を知る
【読み方】
ででむしがひよりをしる
【意味】
分不相応なことをすること。自分の領分でないことに口出しすること。よくわからないことに意見すること。
「蝸牛が日和を知る」ということわざは、自分の身分や立場を理解せずに振る舞うことのたとえだよ。
なるほど、これはちょっと図々しい人に使う言葉やな。自分がどういう立場で何ができるのか、ちゃんとわきまえなあかんねんな。
いきなり上司にタメ口きいたりせんといてや。自分のポジションをちゃんと理解して、ほんまにできることから始めた方がええんやな、これは。
【語源由来】
晴れだと殻に閉じこもり、雨になってもはい回るぐらいしかできないかたつむりが天気を予測することから。
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「蝸牛が日和を知る」の解説
カンタン!解説
「蝸牛が日和を知る」っていう言葉はね、カタツムリが天気予報をするようなことだよ。カタツムリが天気予報なんてできるわけないよね?だから、このことわざは、自分ができないことや、自分の身分や立場でやるべきじゃないことに首を突っ込む様子を描いているんだよ。
例えば、小学生が大人の話に割り込んで、大人の問題について意見を言ったりすると、ちょっと場違いな感じがするよね。そういう時にこのことわざが使えるんだ。
このことわざを覚えておくと、自分の立場や、どこで何を言うべきか、どう振る舞うべきかを考えるきっかけにもなるよ。自分の身分や立場に合った行動をすることが大切だよね。それが「蝸牛が日和を知る」っていうことわざの教えなんだよ。
「蝸牛が日和を知る」の使い方
SNSで人を批判する人がいるよね。
蝸牛が日和を知るようなものよね。
自分の領分をわきまえてくれればいいのに。
どうしようもなく黙っていられないんでしょうね。
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「蝸牛が日和を知る」の例文
- 蝸牛が日和を知るようなことをして失敗した。身の丈に合うことだけしていた方がいいな。
- 自己分析をしっかりやらなと、蝸牛が日和を知る就職活動では就職浪人になってしまう。
- 無知の知の姿勢が大事なんだ。蝸牛が日和を知るように、分かっていないのに余計な口出しをするのは飛んで火にいる夏の虫だ。
- ほめて伸ばす教育をされた健太くんは自己肯定感が異常に強いため、自分なら解決できると勘違いして蝸牛が日和を知るごとく首を突っ込む。
- よく分からないなら口をはさむな。蝸牛が日和を知るみたいなことをされたら、話がややこしくなるだけだ。