「土台より二代大事」の意味(語源由来)
【ことわざ】
土台より二代大事
【読み方】
どだいよりにだいだいじ
【意味】
新規事業を起こすより、事業を引き継いで盛り立てる方が難しく大切なことである。
二代目の苦労をいう言葉。
うーん、つまり、初代が立ち上げた仕事や店はキラキラして目立つけど、それを継いで続ける二代目は、うまくやるのがすごく難しいってことやね。
初めてのことは新鮮やけど、それを続けて成果を出すのは大変なんや。
【語源由来】
土台をつくるより、引き継いで守ることの方が大事だということから。
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「土台より二代大事」の解説
カンタン!解説
「土台より二代大事」という言葉は、新しいプロジェクトや事業をスタートさせる初代よりも、その後を継ぐ二代目の役割が重要であるという意味を持っているんだ。
初代が築いた基盤の上で、さらに成果を上げたり、事業を拡大したりするのは、非常に難しいタスクとされているんだ。
たとえば、企業や店舗を開業する初代は、新しいことを始める魅力や注目を浴びることが多いんだ。でも、二代目がその業績を維持したり、さらに向上させたりするためには、さまざまな課題に直面することとなるんだよ。だから、この言葉は、事業継承の難しさや二代目の役割の重要性を示しているんだ。
「土台より二代大事」の使い方
将来は父さんの仕事を継ぐから、就職活動をしなくていいし楽だな。
土台より二代大事っていうわよ。二代目は大変なのよ。
そうなの?父さんの作った基盤の上であぐらをかいていればいいと思ったんだけどな。
そう甘くはないわよ。
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「土台より二代大事」の例文
- 息子があとを継いでくれるらしいが、土台より二代大事というから苦労する彼をしっかりサポートしたい。
- 土台より二代大事というから大変だろうが、経営を学び初代の思いを引き継ぎ三代目につなぎたい。
- 創業者は神のように崇め奉られるが、土台より二代大事というように二代目の方が大変だったりする。
- 二代目が経営センスがあると、三代目四代目と続く可能性が高くなり、土台より二代大事というように、二代目が運命を分ける。
- 初代が優秀なほど二代目は比べられるし、初代より努力して盛り立てなければならないし、何もないところから始めた初代よりも、土台より二代大事だ。
初めての成功を築くことも難しいけれど、その成功を持続させてさらに成長させることは、もっと大変だという意味が込められているよ。