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【呑舟の魚は枝流に游ばず】の意味と使い方や例文(出典・語源由来)

呑舟の魚は枝流に游ばず

「呑舟の魚は枝流に游ばず」の意味(出典・語源由来)

意味

【ことわざ】
呑舟の魚は枝流に游ばず

【読み方】
どんしゅうのうおはしりゅうにあそばず

【意味】
大物や大人物は、取るに足らない者とはつきあわない。高遠な志を持つ者は、小事にはこだわらない。

ことわざ博士
「呑舟の魚は枝流に游ばず」ということわざは、非常に大きな魚が小さな川には泳がないという意味から、大人物や高い志を持つ者がつまらないことや小事には関与しない、という意味が込められているんだよ。
助手ねこ
ああ、それって言うなれば、大きな存在や、大きな目標を持った人が、ちっぽけなことに手を出したり、時間を使ったりしないってことやな。

大きな魚が小さな川で泳ぐのは無理やし、大物の人が小さなことに時間を使うのも合わんわけや。大きな目的を持った人は、その目的に合わせて行動するんやな。

【出典】
列子れっし

【語源由来】
舟を丸呑みにするほどの大きな魚は、小さな川では泳がないことから。

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「呑舟の魚は枝流に游ばず」の解説

カンタン!解説
解説

「呑舟の魚は枝流に游ばず」という言葉は、昔の中国の書物「列子」の中の「楊朱」という部分から来てるんだよ。この言葉の意味は、船を丸ごと飲み込むような超大きな魚は、小さな川には泳がないってこと。要するに、大きな存在や偉い人は、ちょっとしたことや小さな場所で時間を過ごしたりはしない、っていう意味なんだ。

言い換えると、すごい人や大物は、つまらない人や小さいことと関わりたがらないし、大きな目標や夢を持ってる人は、些細なことには気を取られない、っていうこと。

例えばね、プロのサッカー選手が、小さな地元の試合に出ることはあまりないでしょ?それと同じで、この言葉は「大きな存在は、その大きさにふさわしい場所や相手と関わるものだ」ということを教えてくれてるんだよ。

「呑舟の魚は枝流に游ばず」の使い方

健太
僕の友達はなんでろくでもない人間ばかりなんだろう。
ともこ
呑舟の魚は枝流に游ばずっていうからね。
健太
僕が小人物ってこと?
ともこ
まあ、そういうことね。
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「呑舟の魚は枝流に游ばず」の例文

例文
  1. 田舎には、呑舟の魚は枝流に游ばずというように大人物はいない。そのような人と関わりたいなら都会に行くしかない。
  2. 呑舟の魚は枝流に游ばずというが、ともこちゃんは些細なことでくよくよしない。
  3. さらなる高みを目指す健太くんは、呑舟の魚は枝流に游ばずのごとく目の前の些事に気を取られたりしない。
  4. 前へ前へ、呑舟の魚は枝流に游ばず小さなことにこだわらず、ゴールをを目指しひた走る。
  5. 呑舟の魚は枝流に游ばずというから、トップスターとお近づきになりたいなら、自分も上を目指すしかない。

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