「道理に向かう刃なし」の意味(類義語・対義語・英語)
【ことわざ】
道理に向かう刃なし
「道理に向かう太刀尖なし」ともいう。
【読み方】
どうりにむかうやいばなし
【意味】
無法者も、正しい道理には勝てない。
「道理に向かう刃なし」ということわざは、真実や正当な理由、つまり「道理」にはどんな力や策略も通用しない、という意味を持っているんだ。
ああ、わかるわかる。つまり、どんなに強いやつや、悪い手を使おうとも、正しい理由や真実には敵わへんってことやな。
まあ、正しさってのは強いもんやもんな。逆らおうと思っても、ちょっと無理やねんてな。
【類義語】
・道理には当てる刃の刃金も鈍る
・道理の前に非理はなし
【対義語】
・無理が通れば道理引っ込む
・道理そこのけ無理が通る
【英語】
Reason rules all thngs.(道理は万事を支配する)
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「道理に向かう刃なし」の解説
カンタン!解説
「道理に向かう刃なし」っていう言葉はね、簡単に言うと、正しいことや正義にはどんな悪いことも勝てない、っていう意味なんだよ。
例えば、たとえ強い人や困った人がいて、不正なことをしようと思っても、正しいことや公平なことの前では、その不正な行動は通用しないんだ。だから、この言葉は、どんなに強い力を持っていても、正しいことや道理の前では無力だということを教えてくれるんだよ。
「刃」は刀の刃のことで、通常は物を切る力があるんだけど、この言葉の中では、正しいことの前ではその力がない、っていうことを言っているんだね。つまり、真実や正義には勝てないってこと。
「道理に向かう刃なし」の使い方
屁理屈ばかりの彼が論破されていたよ。
道理に向かう刃なしね。
正論にはかなわないよね。
これに懲りて、道理にかなった話し方をしてほしいわね。
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「道理に向かう刃なし」の例文
- 好き放題やっているジャイアンも、道理に向かう刃なしで道理には勝てない。
- 道理に従って話せば、道理に向かう刃なしというように話術で無敵になる。
- 道理に向かう刃なしというので、武力ではなく話し合いで解決できることは多々ある。
- 道理に沿って話さないと、道理に向かう刃なしというから、逆に無法者にやりこめられてしまうよ。
- 世の中道理にかなうことがすべてだ。道理に向かう刃なしというから最強なんだ。