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【塗炭の苦しみ】の意味と使い方や例文(出典・類義語・英語訳)

【ことわざ】
塗炭の苦しみ

【読み方】
とたんのくるしみ

【意味】
酷く、耐え難い苦しみや苦痛を味わうことを意味する。

【出典】
書経』、「有夏 昏徳にして 民塗炭に墜つ」。塗炭の“塗”は泥水を、“炭”は炭火を指しており、意味としては、「夏の傑王は 不徳の暴君であったため 人民は泥にまみれ火に焼かれるような苦しみをあじわった。」とあり、それが転じてきている。

【類義語】
・水火の苦しみ
・塗炭に墜つ

【英語訳】
・Fret like a frog under a harrow.
・Taste the bitters of life.

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「塗炭の苦しみ」の使い方

健太
どうしよー。
ともこ
なに?どうかしたの?
健太
消費税がまた上がるんだって!このまま上がり続けて、僕が大人になったら消費税30%とかにならないかな。そうなったら僕、塗炭の苦しみを味わう苦しい人生しか待ってないよ。
ともこ
健太君、大げさよ!30%なんて、国民の反感を買う無茶な値上げはしないから。

「塗炭の苦しみ」の例文

  1. 政治家を長年務めてきたが、その長い間に数多くの塗炭の苦しみを味わってきた。
  2. 彼女の両親は宗教差別を受けたことにより、それ以降塗炭の苦しみを味わうことになったという。
  3. 独裁政治により、長きに渡り国民は塗炭の苦しみを味わってきたが、今日をもって独裁政治に幕が下ろされた。
  4. 戦場カメラマンを生業としている私は、幾多の塗炭の苦しみを垣間見てきた。

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