「後光より台座が高つく」の意味(語源由来)
【ことわざ】
後光より台座が高つく
【読み方】
ごこうよりだいざがたかつく
【意味】
あらゆることは目立たない基礎部分にお金がかかるものだということ。
「後光」は、仏像の背後に添えた放射状の飾り。光背。「台座」は、仏像をのせる台。蓮華座・須弥座・岩座・禽獣座などがある。
「後光より台座が高つく」ということわざは、物事において、表面的には目立たないけれども非常に重要な基盤や土台の部分に、実は多くのリソースや努力が必要とされる、という意味があるんだよ。
ああ、それはつまり、キラキラ輝く部分だけじゃなくて、裏側や土台作りにお金や時間がかかるってことやな。
見えないところでしっかりとした下準備や投資が大切ってことを教えてくれるんやね。外見だけじゃなくて、中身も大事やな!
【語源・由来】
仏像はきらびやかな光背よりも、目立たない台座を作るのに高い費用がかかることから。
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「後光より台座が高つく」の解説
カンタン!解説
「後光より台座が高つく」っていう言葉は、ぱっと見てキラキラしているものよりも、目立たない部分にたくさんのお金や手間がかかる、っていうことを表しているんだよ。
仏像って知ってる? 仏像の背中についてる、太陽みたいにキラキラしてる円い飾りを「後光」と言うんだ。でもね、その仏像を支えている台、つまり「台座」っていうのが、見た目よりもコストがかかって作ることが多いんだよ。
例えば、お家を建てるとき、きれいな壁紙や窓よりも、土台をしっかり作るのにお金がかかるよね。それと同じような感じで、本当に大切なのは見えないところにあるっていうことを教えてくれる言葉なんだ。
「後光より台座が高つく」の使い方
こんなに費用が高いの?
後光より台座が高つくというからね。
僕が知らなかっただけで、何かを始めるってお金がかかるんだな。
価格や費用を知らない物事って意外とたくさんあるわよね。
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「後光より台座が高つく」の例文
- 後光より台座が高つくというが、高いからとそこをケチると後に悔やむことになる。
- 工事はもっと安く済むと思ったのに、後光より台座が高つくように見えない部分に金と時間がかかるようだ。
- この仕上がりでこの価格?と思うかもしれませんが、後光より台座が高つくんです。
- 後光より台座が高つくというが、見えない部分にしっかりお金をかけた方が良いものができあがる。
- 後光より台座が高つくというから正しいことは言えませんが、ざっと見積もって1億円くらいですかね。