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【股肱の臣】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

股肱の臣

「股肱の臣」の意味(出典・類義語)

意味
【ことわざ】
股肱の臣

【読み方】
ここうのしん

【意味】
主君の手足となり働く信頼できる部下のこと。腹心。側近。懐刀ふところがたな。右腕。

「股肱」は、ももとひじ、手足の意。転じて、主君の手足となる家臣のこと。
ことわざ博士
「股肱の臣」という言葉は、主君の手足のように役立ち、主君を支える忠実な家来を指すんだ。また、常に側にいて、頼りになる信頼できる部下のことも言うんだよ。
助手ねこ
ええっと、それは要するに、大将の右腕のような存在で、いつも大将のために動いて、信じられる仲間や部下ってことやな。

身近で、いつもサポートしてくれる、頼れる人のことを指すんやね。大事にしたい存在やな!

【出典】
書経しょきょう

【類義語】
股掌こしょうの臣

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「股肱の臣」の解説

カンタン!解説
解説

「股肱の臣」っていう言葉は、お城の王様や大将みたいな人が、超信頼している、とっても大切な家来や部下のことを指すんだよ。

例えばね、お城の中で、王様が「この仕事、君に任せるよ!」っていうのが、この「股肱の臣」。王様の右腕のような存在で、いつもそばにいて、頼りになる人なんだ。

この言葉の中にある「股」とは、もものこと。そして、「肱」は、ひじのことだよ。ももやひじは、私たちが歩いたり、物をつかんだりする時にめちゃくちゃ大事な部分だよね。だから、この言葉は、本当に重要な、手放せない存在を示しているんだ。

「臣」っていうのは、家来や部下のこと。この言葉が使われたのは、昔の有名な歴史の本『史記』からきているんだよ。

「股肱の臣」の使い方

健太
股肱の臣に裏切られたよ。
ともこ
織田信長の気分ね。
健太
最悪の気分だよ。
ともこ
裏切られるようなことをしたんじゃないの?パワハラとか。
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「股肱の臣」の例文

例文
  1. 彼は僕の股肱の臣で、彼なしにこの会社は回らない。
  2. 一社員のアドバイスは聞く耳を持たないが、股肱の臣のアドバイスは聞く耳を持つ。
  3. 股肱の臣はいた方が良い。経営者は孤独なものだから、頼れる者がいたらそれは幸福なことだ。
  4. 社外秘のデータとともに、股肱の臣が引き抜かれる。
  5. 股肱の臣が病に倒れ、彼に頼り切っていた社長は困り果てている。

「股肱の臣」の文学作品などの用例

たとえば、天皇は帰順した弟猾おとうかしの献策を用いさせ給うばかりでなく、股肱の臣たる椎根津彦しいねつひこと一しょに、香具山かぐやまに潜行して、その土を取るとう大役を命じ給うてられるのである。(菊池寛の神武天皇の御創業より)


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