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【紺屋の明後日】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

紺屋の明後日

「紺屋の明後日」の意味(語源由来・類義語・英語訳)

意味【ことわざ】
紺屋の明後日

【読み方】
こうやのあさって

「こんやのあさって」とも読む。

【意味】
約束の期限があてにならないこと。転じて、約束の期限があてにならないこと。

ことわざ博士
「紺屋の明後日」という言葉は、約束や期日を守ることが難しい、または約束が不確実で当てにできない状況を指すたとえとして使われるよ。
助手ねこ
ああ、それはつまり、「この人、約束してもいつも守らへんな~」っていう時に使う言葉やな。

期日や約束を繰り返し守れない人や事を指して使うんやね。納品や約束が「あさって」と言われ続けるから、いつ実際に終わるんやろう?って感じで、ちょっと困っちゃうことを言ってるんやな。

【語源・由来】
「紺屋」は、藍で布を紺色に染める職人。紺屋は仕事が天候に支配されるので、染め物の仕上げが遅れがちで、客の催促に対して、いつも「あさって」と言い抜けてあてにならないこと。

【類義語】
・明後日紺屋に今晩鍛冶屋
・医者の只今
・鍛冶屋の明晩
・紺屋の明後日七十五日
・問屋の只今
・坊さんのおっつけ

【英語訳】
One of these days is none of these days.

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「紺屋の明後日」の解説

カンタン!解説
解説

「紺屋の明後日」っていう表現、面白いよね!

紺屋って、昔の日本で青や紺色の染物を扱う職人さんのことを言うんだ。彼らの仕事は雨とかの天気によって進み具合が変わってしまうことがあったんだよ。だから、客が「いつできるの?」って尋ねると、「あさってになります」とか「もう少しお待ちください」と言って期日を延ばしてしまうことがよくあったんだって。

この言葉の意味は、人が約束した期日や時間を守らないこと、つまり「あれ、この人の約束、本当に当てになるの?」って思うような状況を言っているんだよ。

例えば、友達が「宿題、明日返してあげるね」と言ったのに、次の日「あ、実はまだ終わってなくて…」っていうのは「紺屋の明後日」って感じかな。約束をするけど、その約束がいつも当てにならない、っていう意味だね。

だから、この言葉は「約束を守る」という大切なことを教えてくれるような言葉でもあるんだよ。約束をする時は、ちゃんと守れることだけを言った方がいいよね!

「紺屋の明後日」の使い方

ともこ
健太くんの「今すぐ宿題やります」は紺屋の明後日よね。宿題を後回しにしていつやるのかわからないから、信用できないわ。
健太
そんなことないよ。たまに後回しにしてそのまま忘れてしまうこともあるけれど、すぐやっているよ。
ともこ
ちゃんとすぐ宿題をする回数の方が少ないでしょう?
健太
うーん。そうともいえるかもしれない。
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「紺屋の明後日」の例文

例文
  1. 彼のいう「すぐ返す」は紺屋の明後日だから、貸さないか、あきらめる覚悟で貸すしかない。
  2. この病院は「すぐ呼びますので席でお待ちください」といいながら三時間待つのは当たり前なので、紺屋の明後日だ。
  3. 姉と出かけるとき、もう少しで用意できるから待っていてといつもいわれるけれども、そのもう少しが紺屋の明後日で、一時間はかかるんだ。
  4. 今すぐゲームをやめて宿題をするといっていたのに、あれから二時間経ってもしゅくだいをやっていないなんて、紺屋の明後日だ。
  5. 健太くんのいうことはたいてい紺屋の明後日だから、あてにしたら痛い目に合うわよ。

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