「八卦裏返り」の意味(類義語)
【ことわざ】
八卦裏返り
【読み方】
はっけうらがえり
【意味】
占いは真逆に出ることが多く、悪い結果が出ても気にすることはないということ。
「八卦」は、易で、陰と陽を示す三個の算木を組み合わせてできる八種の形。転じて、占い。易。
へぇ、そんな言葉があるんやな。占いで悪いことが出ても、そう悲観することないってことかいな。まあ、確かに占いってのは結局のところ、あくまで参考の一つやし、実際のことは自分次第やもんな。
凶と出たって、それでめげることないってことやね。逆に、良い方向に考えて、ポジティブに行動してみるのもええかもしれへんな。
【類義語】
・夢は逆夢
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「八卦裏返り」の解説
カンタン!解説
「八卦裏返り」という表現は、易占いに関連した言葉で、占いの結果は実際のところ予想や願いとは反対に出ることが多い、という意味を持っているんだ。
「八卦」とは、中国の易経に基づいた占いの方法で、陰と陽を示す三個の線(―― 陽、– 陰)を組み合わせて作られる八種類の図形のことを指すんだ。これらの八卦は、自然現象や人間社会のあらゆる事象を象徴しており、占いや哲学的思考に用いられてきたんだ。
「裏返り」というのは、物事が反対になる、つまり予想した結果や願っていた結果とは異なる結果が出るという意味だ。したがって、「八卦裏返り」は、易占いをして凶と出たとしてもそれほど気にする必要はない、または吉と出たとしても油断は禁物であるということを教えているんだ。これは、占いの結果に一喜一憂するのではなく、実生活における行動や判断が最も重要であるという考え方を示唆しているようなものなんだね。
「八卦裏返り」の使い方
新年早々元気がないわね。
おみくじで大凶が出たんだ。
八卦裏返りというから、大吉かもよ。
そうなの?じゃあ、ラッキーボーイじゃん。いい一年になりそうな気がしてきた。
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「八卦裏返り」の例文
- 朝のニュースの占いで悪い運勢だといやな気分になるが、八卦裏返りと気持ちをリフレッシュする。
- 当たるも八卦当たらぬも八卦、八卦裏返りだから、占いの結果は気にしない。
- 手相がやばいと言われたが、八卦裏返りというし、手相ごときに僕の人生を決められたくない。
- 八卦裏返りというけど、気になるから悪い気を呼ぶという位置のほくろを取る。
- 健太くんとの相性は最悪と占われたが、きっと八卦裏返りだろうと信じている。
凶の印が出ても、実際には吉となることがあるから、占いの結果に一喜一憂せず、むしろ逆のことが起こるかもしれないという希望を持つようにという教えなんだ。