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【白虹日を貫く】の意味と使い方や例文(出典)

「白虹日を貫く」の意味(出典)

意味

【ことわざ】
白虹日を貫く

【読み方】
はっこうひをつらぬく

【意味】
白い虹が太陽を貫くようにみえる現象で、戦争で君主に危害が及ぶ不吉な予兆とされる。また、世に異変が起きる予兆。

「白い虹」は、兵や武器。「太陽」は、君主の象徴。
ことわざ博士
「白虹日を貫く」という表現は、白い虹が太陽を貫く様子から兵乱や君主への危害の予兆を読み取るという意味なんだ。

白い虹を兵隊とし、太陽を君主として、これが重なることで起こり得る政治的な混乱や危機を象徴しているんだよ。

助手ねこ
おお、なんやかんやで深い意味があるんやな。天体や自然現象を見て、政治や社会の未来を占うなんて、昔の人も色々考えたもんやな。でも、そういうのを見て心の準備をするっていうのは大事やろな。

白い虹が太陽を貫くって、なんか神秘的やけど、それが不穏な予兆とされてたんやね。気をつけなあかんな、そういう前兆には。

【出典】
戦国策せんごくさく

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「白虹日を貫く」の解説

カンタン!解説
解説

「白虹日を貫く」という表現は、「戦国策」の魏策に由来する言葉で、文字通りには白い虹が太陽を貫いてかかる珍しい天象を表しているんだ。

この言葉では、白虹を兵(つまり反乱や兵士)の象徴とし、太陽を君主の象徴として解釈している。したがって、「白虹日を貫く」は、兵乱や反乱が起こり、それが君主や国の安定に危害を加える大きな予兆とされていたんだ。

古代中国では、自然現象を吉凶の兆しとして重視する文化があったため、このような珍しい天象が現れると、それを政治や社会の動向と関連づけて解釈することが一般的だったんだ。白虹が太陽を貫くような珍しい現象は、その稀な性質から、特に大きな変動や危機を象徴するものと考えられたのね。

この表現は、今でも予兆や前兆、特に悪い兆候を示す際に使われることがあるよ。それは、古代の人々が自然現象を通して未来を占い、その時の政治的・社会的状況を読み解こうとした文化を反映しているんだね。

「白虹日を貫く」の使い方

ともこ
健太くん。太陽を白い虹が貫いているわ。ネットに投稿したらばずるかな。
健太
白虹日を貫くとは不吉だな。
ともこ
不吉なの?珍しいからめでたいのかと思った。
健太
今後、政治が混乱するよ。この国は大丈夫だろうか。
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「白虹日を貫く」の例文

例文
  1. 白虹日を貫くという気象現象は、災いの予兆だ。災害の年になるんだろうか。
  2. 僕は見たことがないが、国が滅びる時は白虹日を貫くという。
  3. 白虹日を貫き、首相が亡くなった。言い伝えは本当だった。
  4. 深海魚が打ち上げられることが増えたが、白虹日を貫くような大変な予兆かもしれない。
  5. 白虹日を貫き国家転覆の予兆が見られた。王様を命を賭して守れ。

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