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【花多ければ実少なし】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

「花多ければ実少なし」の意味(語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
花多ければ実少なし

【読み方】
はなおおければみすくなし

【意味】
外見を飾る人は、誠実さに欠けるものだということ。

ことわざ博士
「花多ければ実少なし」という言葉は、外見が華やかであればあるほど、中身や本質が乏しいことが多いという意味を持っているんだ。
助手ねこ
なるほどなぁ。華やかで目立つ人ほど、中身が伴ってないことがあるってことか。確かに見た目や表面的なことにばかり力を入れて、大事な心や中身を磨かんと、結局は人から信頼されんようになるかもな。

外見も大事やけど、それ以上に中身や誠実さを大事にせなあかんってことやな。花ばっかり咲かせても実がないと意味がないもんな。バランスよく、外見と中身、両方を磨いていかないかんね。

【語源由来】
花がたくさん咲く木には、実が少ないことから。

【類義語】
・巧言令色すくなし仁

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「花多ければ実少なし」の解説

カンタン!解説
解説

「花多ければ実少なし」という言葉は、たくさんの花を咲かせる木は、その分実が少なくなるという自然の法則から来ている表現だよ。これは、物事の表面的な華やかさや見た目の魅力が多いほど、実質的な内容や価値が少ないことがあるというたとえを意味しているんだ。

このことわざは、人や物事の誠実さや内実に対する警告として使われることが多い。例えば、ある人が外見や話術などで非常に派手で目立つ場合、それが実際の能力や質とは必ずしも一致しないことを示唆している。つまり、見た目が華やかであるほど、その内実や本質は乏しい可能性があるというわけだ。

この言葉は、表面的な魅力や一時的な注目に惑わされず、実際の内容や本質をしっかりと見極めるべきだという教訓を含んでいる。また、自分自身についても、見た目や表現だけに気を取られず、実質的な成長や成果を大切にすることの重要性を思い出させてくれるんだね。

「花多ければ実少なし」の使い方

ともこ
あの人はいつもきれいな服装ね。
健太
花多ければ実少なしっていうじゃない。内面がスカスカだから、外見を飾るしかないんだよ。
ともこ
地味な人ほど誠実ってこと?
健太
僕の経験からすると、その確率が高いよ。
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「花多ければ実少なし」の例文

例文
  1. 営業マンの言葉は誠実さに欠けることが多い。花多ければ実少なしというように、言葉が巧みな人ほど誠実さからかけ離れる。
  2. クッキー缶は華やかだが、花多ければ実少なしのごとく、儲けるために価格に見合わない中身だったりする。
  3. 面接で上手にしゃべる学生を採用しがちだが、花多ければ実少なしというから注意が必要だ。
  4. 俳優は不祥事を起こすことが多いが、花多ければ実少なしだな。内面が、きれいな外見にそぐわない。
  5. 花多ければ実少なしということもあるし、表面的なことだけで判断しない方が良い。

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