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【八分は足らず十分はこぼれる】の意味と使い方や例文(語源由来)

「八分は足らず十分はこぼれる」の意味(語源由来)

意味

【ことわざ】
八分は足らず十分はこぼれる

【読み方】
はちぶはたらずじゅうぶんはこぼれる

【意味】
何事もほどほどで満足して、あまり欲張らない方が良いということ。

ことわざ博士
「八分は足らず十分はこぼれる」ということわざは、物事を適度に行うことの大切さを説いているんだ。

八分は少し物足りないかもしれないけど、十分になると余計なことが起こり、問題が生じることを意味しているよ。

助手ねこ
なるほどなぁ、つまり、食べ過ぎも食べ足りへんのもあかん、ちょうどいいのがええってことやな。全部が全部、いっぱいいっぱいやと、かえってごちゃごちゃするし、少なすぎても物足りへん。

まあ、どんなこともバランスが大事やってことやね。八分目でちょうどええ感じにしといた方が、結局は上手くいくってわけや。

【語源由来】
八分目では足りないが、十分いっぱいになればあとはこぼれるだけだということから。

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「八分は足らず十分はこぼれる」の解説

カンタン!解説
解説

「八分は足らず十分はこぼれる」ということわざは、物事には程よい加減が大切だという教訓を含んでいるんだ。

このことわざは、食事をするときにお腹を八分目にすると少し物足りなさを感じるかもしれないけれど、十分目まで食べれば食べ過ぎてしまって不快感を覚える、つまり満腹すぎてあふれる(こぼれる)という意味から来ているんだ。

この表現は、何事も過不足なく、ちょうど良い塩梅で行うことが大切であるという教えを伝えている。例えば、食べ物においては食べ過ぎず食べ足りないこともなく、仕事では必要以上に頑張りすぎず、しかし怠けもせず、ちょうど良い努力をすることが大切だと言われているんだ。

つまり、「八分は足らず十分はこぼれる」とは、満足するためにはほどほどのところを見つけ、バランスを大切にすることを教えているんだね。それが長期的な幸福や健康につながるという考え方なんだよ。

「八分は足らず十分はこぼれる」の使い方

健太
食べ放題に行くもんじゃないね。欲張って食べ過ぎた。
ともこ
八分は足らず十分はこぼれるってね。
健太
食べ過ぎて吐きそう。
ともこ
食べ放題は、いろんなものを食べられてうれしいけど、食べ過ぎて後悔するのよね。
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「八分は足らず十分はこぼれる」の例文

例文
  1. 詰め放題で詰めた分だけもらえるらしい。欲張って一つでも多く入れようと詰め込んだら、八分は足らず十分はこぼれるように袋が破れて、一つももらえず。欲張らなきゃよかった。
  2. 八分は足らず十分はこぼれるから、もう少し欲しいなと思うぐらいでやめた方がいい。
  3. 欲張って失敗するより、八分は足らず十分はこぼれると自分に戒めてほどほどで満足する。
  4. 上を見るときりがないし、八分は足らず十分はこぼれるから程々に。
  5. 望み過ぎると、過ぎたるは猶及ばざるが如し。八分は足らず十分はこぼれるから、過ぎることが無いようちょうど良い所で欲望を抑える。

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