「腹が減っては戦ができぬ」の意味(英語)
【ことわざ】
腹が減っては戦ができぬ
【読み方】
はらがへってはいくさができぬ
【意味】
腹が減っていては十分に活動ができない。
しっかり食べて、体を満たしてからじゃないと、どんな戦いも勝てへんってことやな。
【英語】
An army marches on its stomach.(軍隊の進軍は腹次第)
「腹が減っては戦ができぬ」の解説
「腹が減っては戦ができぬ」という言葉は、文字通りにはお腹が空いていると戦闘に集中できないという意味だけど、もっと広い意味で使われることが多いんだ。この言葉は、「基本的な物理的欲求が満たされていないと、どんな仕事もうまくいかない」ということを教えてくれているんだよ。英語では “An army marches on its stomach.” と言って、軍隊もまた、兵士たちのお腹が満たされていなければ、うまく機能しないことを意味しているんだ。
このことわざは、学校や仕事、スポーツなど、人が何かに取り組む際にも当てはまるよ。例えば、試験勉強をしている時や大事なプレゼンテーションを控えている時に、十分な食事をとっていなければ、集中力が落ちてしまってうまくいかないことがあるよね。また、身体的な満足だけでなく、心の満足や安心感も含めて、人は基本的なニーズが満たされていないと最高のパフォーマンスを発揮できないとも言えるよ。
つまり、「腹が減っては戦ができぬ」は、何事も成功させるためには、まず基本的な欲求を満たすことが大切だと教えてくれる言葉なんだ。
「腹が減っては戦ができぬ」の使い方
「腹が減っては戦ができぬ」の例文
- この機械の修理には時間がかかりそうだから、腹が減っては戦ができぬともいうし、今のうちにご飯を食べておこう。
- 腹が減っては戦ができぬというから、試験会場に、リュックサック一杯に詰めたお菓子とおにぎりを持ってきたので万全だ。
- 腹が減っては戦ができぬというので、大事な会議の前にケーキセットを食べ、糖分補給をして戦闘態勢に入った。
- 腹が減っては戦ができぬというように、子供将棋大会にはいつも缶入りのおしるこを20本持って行って合間に飲むことが私の勝ちの秘訣である。
- 腹が減っては戦ができぬという言葉があるので、おにぎりを10個食べたら、お腹が重くて動けなくなったが、そのイレギュラーな動きが敵をかく乱し、勝つことができた。
これは物理的な戦いだけでなく、日常生活や仕事、勉強など、あらゆることに対しても当てはまるんだ。