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【兵は廃すべからず】の意味と使い方や例文(出典)

「兵は廃すべからず」の意味(出典)

意味

【ことわざ】
兵は廃すべからず

【読み方】
へいははいすべからず

【意味】
軍備は廃止してはならない。廃止すれば敵の侵略を招くことになるから、軍備は必要であるということ。

ことわざ博士
「兵は廃すべからず」という表現は、軍備を完全に廃止してはならないという意味なんだ。

この言葉は、国の安全を守るために一定の防衛力が必要であるという考えを示しているよ。

助手ねこ
そやね。つまり、「軍備はなくしたらアカン」ってことや。安全保障のためには、常にある程度の軍事力を維持しとく必要があるんや。完全に武装解除してしまうと、それを見て攻めてくる国も出てくるかもしれんからな。

軍備を持つことで、他国からの攻撃を抑止する効果もあるわけや。このことわざ、平和を保つためには力も必要やってことを教えてくれてるんや。

【出典】
説苑ぜいえん

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「兵は廃すべからず」の解説

カンタン!解説
解説

「兵は廃すべからず」という言葉は、軍備を完全に廃止してはならないという意味を持っているんだ。この表現は中国の古典文献「説苑」に由来しており、国が自衛のために常に一定の軍備を保持すべきだと教えているよ。

この考えは、もし国が自衛の手段を持たなければ、外敵による侵略や脅威に対して無防備になり、安全を確保することが困難になるというリスクを指摘しているんだ。つまり、平和を保ちたい場合でも、ある程度の防衛力は必要であり、そのためには軍備を適切に維持することが求められるんだ。

この言葉は、完全な軍縮や軍備廃止がもたらすかもしれない危険を警告しているよ。平和な時でも、予期せぬ事態に備えて準備を整えておくことの重要性を説くもので、現代の国際政治や防衛政策にも当てはまる考え方だね。例えば、国際的な緊張が高まる時に、適切な軍備が抑止力として機能することが期待される。これは、単に戦争を準備するためではなく、逆に平和を維持するための手段として軍備が考えられているんだ。

「兵は廃すべからず」の使い方

健太
校則でスマホの持ち込み禁止になるって聞いたけど、本当かな?
ともこ
うん、本当みたい。でもね、兵は廃すべからずって言うじゃない?スマホも完全に禁止しちゃうと、いざという時に困るよね。
健太
確かに。スマホがあれば、緊急時に連絡取れるし、情報もすぐに得られるもんね。
ともこ
だから、完全に禁止するんじゃなくて、使う時間や場所を制限するほうがいいかもしれないね。兵は廃すべからずって、やっぱり何かしらの備えは必要だよね。
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「兵は廃すべからず」の例文

例文
  1. 戦争の危険が常に存在するため、国は兵は廃すべからずという原則に従って、常に軍備を整えている。
  2. 平和を守るためには、時には武力の存在が必要であり、兵は廃すべからずという考え方が重要だ。
  3. 長い歴史の中で、多くの国々が兵は廃すべからずの考え方を採用し、安全保障を確保してきた。
  4. 軍事力の維持が国の安全を守るために不可欠であることを示す言葉が、兵は廃すべからずである。
  5. 国際社会においては、各国が兵は廃すべからずという現実を認識し、安定した関係を築くために努めている。

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