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【蛇稽古】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語)

蛇稽古

「蛇稽古」の意味(語源由来・類義語)

意味
【ことわざ】

蛇稽古

【読み方】

へびげいこ

【意味】

習い事が長続きしないことのたとえ。

ことわざ博士
「蛇稽古」ということわざは、蛇がなかなかまっすぐにならない性質を持っていることから、何かを習い始めても長続きしない状況を表す言葉なんだ。

つまり、何度も何度も新しいことを始めるけど、いつもすぐにやめてしまう、そんな性格や行動を指すんだよ。

助手ねこ
ああ、そういうことか。つまり「すぐに飽きて長続きせん」ってことやな。蛇がどんなに竹筒に入れられても真っすぐにならへんように、何か新しいことを始めても、続かへんというわけや。

趣味や習い事で、「また新しいの始めたん?」って言われることが多い人にピッタリの言葉やね。

【語源・由来】

蛇が冬眠から覚める春に習い事をはじめ、冬眠に入る秋の終わりにはやめてしまうこと。

「蛇」を使ったことわざが多くある事から分かる様に、蛇は日本古来の文化に深く根付いていました。蛇は太古から信仰を集めており、豊穣神や雨や雷を呼ぶ天候神、また太陽信仰における原始的な信仰対象ともされていました。\蛇の姿は、男根、剣、金属とも結びつけられることから男性神とされる一方、豊穣神・地母神の性格としては女性と見られることも多いのが特徴です。この他、蛇そのものを先祖とする信仰もみられ、『平家物語』の記述として、「緒方維義の祖先は明神の化身たる大蛇という伝説(緒方家における祖神信仰)があり、その話から武士達が集まった」と記され、祖蛇信仰が権威として利用されたことが分かります。

【類義語】
・一暴十寒
・三日坊主

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「蛇稽古」の解説

カンタン!解説
解説

「蛇稽古」という表現は、習い事や何か新しいことを始めても、それが長続きしないことを指す言葉だよ。この表現は、蛇が脱皮する性質に例えて、何かを始めてはすぐにやめてしまう状態を表しているんだ。

たとえば、ピアノを習い始めてもすぐに飽きてしまったり、スポーツを始めてもすぐに辞めてしまうような人のことを「蛇稽古」と表現することがあるよ。これは、継続することの難しさや、一つのことに深く取り組むことの大切さを教えてくれる言葉でもあるね。

このことわざを使うときは、何かを始める際にはその続けることの重要性を考え、継続するための意志やモチベーションをしっかり持つことの大切さを思い出させるために役立つよ。

「蛇稽古」の使い方

健太
あれ、なんだか最近太ったんじゃない?顔周りがふっくらしたような気がするけど。
ともこ
そうなのよ。ここのところ食欲が止まらなくて、食べ過ぎちゃったの。だからこの夏はダイエットに挑戦しようと思って。
健太
へえ、それは頑張るね。ハードだと思うけど、変化を楽しみにしているよ。
ともこ
蛇稽古では意味が無いからね。まずは1ヶ月続けてみるわ。
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「蛇稽古」の例文

例文
  1. 何事もまるで蛇稽古で、続かないのでは自分の為にならない。
  2. 彼は息巻いているが、蛇稽古で終わるのが目に見えているから心配するでない。
  3. せっかく今日新しい事にチャレンジしたんだから、蛇稽古で終わらせてしまってはもったいない。
  4. 蛇稽古のように続かない性格をいつか改善したいと思っているんだけれど、そう簡単には直らないようだ。

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