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【蛇稽古】の意味と使い方や例文(語源由来・類義語・英語訳)

蛇稽古

【ことわざ】

蛇稽古

【読み方】

へびげいこ

【意味】

習い事が長続きしないことのたとえ。

【語源・由来】

蛇が冬眠から覚める春に習い事をはじめ、冬眠に入る秋の終わりにはやめてしまうこと。

「蛇」を使ったことわざが多くある事から分かる様に、蛇は日本古来の文化に深く根付いていました。蛇は太古から信仰を集めており、豊穣神や雨や雷を呼ぶ天候神、また太陽信仰における原始的な信仰対象ともされていました。\蛇の姿は、男根、剣、金属とも結びつけられることから男性神とされる一方、豊穣神・地母神の性格としては女性と見られることも多いのが特徴です。この他、蛇そのものを先祖とする信仰もみられ、『平家物語』の記述として、「緒方維義の祖先は明神の化身たる大蛇という伝説(緒方家における祖神信仰)があり、その話から武士達が集まった」と記され、祖蛇信仰が権威として利用されたことが分かります。

【類義語】
・一暴十寒
・三日坊主

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「蛇稽古」の使い方

健太
あれ、なんだか最近太ったんじゃない?顔周りがふっくらしたような気がするけど。
ともこ
そうなのよ。ここのところ食欲が止まらなくて、食べ過ぎちゃったの。だからこの夏はダイエットに挑戦しようと思って。
健太
へえ、それは頑張るね。ハードだと思うけど、変化を楽しみにしているよ。
ともこ
蛇稽古では意味が無いからね。まずは1ヶ月続けてみるわ。

「蛇稽古」の例文

  1. 何事もまるで蛇稽古で、続かないのでは自分の為にならない。
  2. 彼は息巻いているが、蛇稽古で終わるのが目に見えているから心配するでない。
  3. せっかく今日新しい事にチャレンジしたんだから、蛇稽古で終わらせてしまってはもったいない。
  4. 蛇稽古のように続かない性格をいつか改善したいと思っているんだけれど、そう簡単には直らないようだ。

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