「額に箭は立つとも背に箭は立たず」の意味
【ことわざ】
額に箭は立つとも背に箭は立たず
【読み方】
ひたいにやはたつともせにやはたたず
【意味】
額に矢を受けようとも背中に受けることはない。絶対に退却しないということ。
でも、逃げて背中に傷を負うのは、臆病な行為やって言ってるわけや。勇気を持って立ち向かう大切さ、これは心に刻まなあかんね。
「額に箭は立つとも背に箭は立たず」の解説
「額に箭は立つとも背に箭は立たず」というのは、前に進んで戦う勇気を持つことを称え、後ろ向きに逃げたり退却したりすることを避けるべきだという意味が込められている言葉だよ。
この言葉はね、戦いの場面で使われることが多いけど、実際には日常生活や挑戦をする上での姿勢にも当てはまるんだ。たとえば、新しいことに挑戦するとき、難しさや失敗のリスクがあっても、その挑戦から逃げずに前向きに取り組むことが大切って言っているんだよ。
前に進んでいれば、時には困難や障害に直面するかもしれないけれど、それに立ち向かう勇気があれば、額に「傷」を受けるかもしれない。でも、それは正面から挑んだ証拠であり、勇敢さの象徴なんだ。一方で、困難から逃げて後ろを向いて退くことは、背中に「傷」を受けることを恐れているようなもので、それは避けるべき行為とされているんだね。
例えば、学校で発表するのが怖いけど、勇気を出してやってみたとするよ。もしかしたら、上手くいかないかもしれないけど、それでも前に進むことで、成長や経験を得られるんだ。後ろ向きになって、何も挑戦しなければ、何も学べないし、成長もできないんだよ。
だから、「額に箭は立つとも背に箭は立たず」という言葉は、どんなに難しい状況でも前向きに挑戦し続ける大切さを教えてくれるんだね。
「額に箭は立つとも背に箭は立たず」の使い方
「額に箭は立つとも背に箭は立たず」の例文
- 戦国時代の武将たちは、常に額に箭は立つとも背に箭は立たずの精神で戦いに臨んだ。
- 失敗を恐れず、常に前進し続ける勇気を持つことが成功の鍵だから、額に箭は立つとも背に箭は立たずの姿勢が重要だ。
- スポーツ選手は挑戦し続けることでのみ、自己の限界を超えることができるから、厳しい練習と試合に臨む中で額に箭は立つとも背に箭は立たずの姿勢を身につける。
- 企業家が新たな市場に進出する際には、困難に直面しても退くことなく、常に解決策を模索し続ける額に箭は立つとも背に箭は立たずの精神が試される。
- 教育者は生徒たちに、学びには間違いを恐れずに新しいことに挑戦し成長し続ける姿勢が重要だから、額に箭は立つとも背に箭は立たずを心掛けることの大切さを教える。
しかし、後ろ向きに逃げ出して背中で敵からの攻撃を受けるようなことは、決してあってはならないと警告している言葉なんだよ。つまり、逃げることなく勇敢に立ち向かう姿勢が重要だと言っているのだね。