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【鼻息を仰ぐ】の意味と使い方や例文(出典・語源由来・類義語)

「鼻息を仰ぐ」の意味(出典・語源由来・類義語)

意味

【ことわざ】
鼻息を仰ぐ

【読み方】
びそくをあおぐ

【意味】
相手の意向や機嫌をうかがうこと。

ことわざ博士
「鼻息を仰ぐ」という言葉は、文字通りには相手の鼻息を見上げるという意味だけど、実際には相手の意向や気持ち、機嫌を細かく観察して察することを表しているんだよ。

つまり、相手のちょっとした態度や反応から、何を考えているのかを敏感に感じ取ろうとする様子を言うんだね。

助手ねこ
ああ、そういうことかいな。相手の小さな動きや様子をくまなくチェックして、「今、どんな気持ちやろか?」「何を望んでるんやろか?」って、細かくさぐるってことやな。まるで、相手の鼻息が変わったらすぐに気づくくらい、相手のことをよーく見てるってわけや。

これは、人と上手くやっていくために大事なことやね。相手の気持ちを理解しようとする姿勢、大切にせなあかんな。

【出典】
後漢書ごかんじょ

【語源由来】
・他人の鼻息の様子を見上げるという意から。

【類義語】
鼻息はないきうかが
・顔色を窺う

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「鼻息を仰ぐ」の解説

カンタン!解説
解説

「鼻息を仰ぐ」っていう表現は、文字通りには相手の鼻息の動きをじっと見る、という意味だけど、実際には相手の気持ちや考え、機嫌をとても注意深く観察して察することを意味しているんだ。

たとえばね、友達や先生、あるいは親とか、大切な人の気持ちを知りたいときに、その人の表情や言葉遣い、態度などから、その人がどんな気持ちなのか、何を考えているのかを細かく見たり聞いたりすることがあるよね。これをすることで、その人と上手くやっていくためのヒントを探ったり、相手が喜ぶことをしたり、悲しませることを避けたりしようとするんだ。

例えば、お母さんが何かについて考え込んでいるときに、「お母さん、今どんなこと考えてるの?大丈夫?」って聞くのも、お母さんの気持ちや考えを察して、気にかけてあげる一つの方法だよね。

だから、「鼻息を仰ぐ」っていうのは、相手の心を理解しようとするやり方の一つを言っていて、人との関係を大切にするためにとても大事なことなんだ。相手の気持ちを察して、思いやりを持って接することが、いい関係を築く秘訣なんだよ。

「鼻息を仰ぐ」の使い方

ともこ
健太くんはお客さんともめないわね。
健太
鼻息を仰ぐようにしているからね。何を考えているか、何を求めているか分かればもめることはないよ。
ともこ
努力しているのね。
健太
水面下で結構努力しているんだよ。
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「鼻息を仰ぐ」の例文

例文
  1. 彼女は上司の鼻息を仰ぎながら、反応を見極めようとした。
  2. 新しいアイデアを打ち出す際、チームメンバーの鼻息を仰ぎ皆の意向を慎重に探った。
  3. 会議中、彼は部長の鼻息を仰ぐように、提案が受け入れられるかどうかをじっと観察した。
  4. クライアントの反応を知るために、鼻息を仰ぐように様子を伺った。
  5. 彼は難しい顧客を前にして、その人の鼻息を仰ぐことで、どのように話を進めるべきかを決めようとした。

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