【ことわざ】
必要は発明の母
【読み方】
ひつようははつめいのはは
【意味】
不足や不自由さ、不便さを克服したいといった必要性を感じるからこそ、いろいろな発明がなされる。必要は発明を生み出す母のようなものだという意味。
【語源・由来】
1726年に初版された『ガリバー旅行記』の一節に「Necessity is the mother of invention」と記載されている。
【類義語】
窮すれば通ず
【対義語】
ー
【英語訳】
Necessity is the mother of invention.
「必要は発明の母」の使い方

あの有名な石油ポンプは、ドクター中松氏が、自分のお母さんが、醤油を瓶から入れている姿を見た時に、楽をさせてあげたいという親孝行な思いから生まれたんだって。

必要は発明の母ってこういう事をいうのよね。恵まれた環境だったら思いつかないかもしれなわ。

必要に迫られないと、こんなもんかと思って、生活するし、恵まれていたらなんでも家政婦さんにやってもらえるしね。

私たちも、夏休みに、お母さんのための発明を考えましょう!
「必要は発明の母」の例文
- 必要は発明の母というように、エジソンは遺産相続でもめることのないよう遺書を録音するために蓄音機を作り、のちに音楽を録音するようになった。
- 必要は発明の母というが、ニコラウス・オットーが作った車の内燃機関は人々に必要とされるまでに五十年以上かかった。
- 必要は発明の母というけれど、蒸気機関車を発明したのはワットだと思われているが、ワットは必要に合わせて改良しただけでその前にトーマスという人が特許をとっている。
- 必要は発明の母というが、ジャレド・ダイアモンド氏はその言葉に否定的で商業的発明品は累積的に進歩すると述べている。
- 必要は発明の母というが、小学生がお母さんのために考えた金属を分別できるゴミ箱は、仕組みは簡単だが、思いつくことができないような発明で素晴らしかった。