「未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐ」の意味(語源由来)
【ことわざ】
未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐ
【読み方】
ひつじのときにはるるはあめにはみのかさをぬぐ
【意味】
午後二時頃に降り止んだ雨は、再び降ることは少ない。
おお、なるほどな~。それって、つまり、「午後二時にやんだ雨は、もう降らへんから安心しとき」ってことかいな。雨が止んでからまた降り出すかもしれへんって心配せんでええってわけやね。
これ、傘を持ち歩くかどうか迷ったときに役立ちそうやな!
【語源・由来】
午後二時頃に降り止んだ雨は再び降ることは少ないので、雨具を脱いでも大丈夫だということ。
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「未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐ」の解説
カンタン!解説
「未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐ」ということわざはね、もし午後(未の時ってのは、古い時刻で言うと午後2時ごろのことを指すんだ)に雨がやんで晴れ間が見えたとしても、油断してはいけないって意味なんだよ。なぜかというと、また雨が降り始めるかもしれないから、雨具をしまうのはまだ早いってことを教えてくれているんだ。
たとえば、学校から帰る道すがら雨が降ってきて、傘をさしたりレインコートを着たりするよね。でも、午後2時ごろに雨が止んで、「やった!もう大丈夫だ!」って思って、傘やレインコートをしまっちゃったとする。でもこのことわざによれば、その後また雨が降り出す可能性があるってことなんだ。だから、雨がやんだからといってすぐに雨具をしまわない方がいいよ、もうちょっと様子を見た方がいいかもねっていうアドバイスが込められているんだよ。
このことわざは、天気の変わりやすさを例にして、物事には予期せぬ変化があるってことや、何事も油断しないで慎重に行動した方がいいっていう教訓を教えてくれているんだね。
「未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐ」の使い方
雨がやんだね。
未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐというからもう大丈夫そうね。
塾のある日が雨だと憂鬱度が増すから、雨が上がってよかったよ。
塾の教材と傘を持つだけで大変だもんね。
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「未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐ」の例文
- 未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐというから、傘はいらないよ。
- 未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐというが、また雨があたり始めた。
- 未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐという、この後降る心配はない。
- 未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐというから、買い物に出かけよう。
- 未の時に晴るるは雨には蓑笠を脱ぐというので、雨が降って午前中に行けなかった飼い犬の散歩に行こう。
つまり、一度晴れたらその後は雨が降らない安心感を表しているんだ。