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【百日の説法屁一つ】の意味と使い方や例文(類義語・対義語・英語訳)

百日の説法屁一つ

【ことわざ】
百日の説法屁一つ

【読み方】
ひゃくにちのせっぽうへひとつ

【意味】
百日間もありがたい仏法を説いてきた僧が最後におならをしたためにぶち壊しになったということで、長い間の苦労がちょっとした失敗で無駄になるたとえ。

【類義語】
・磯際で船を破る
・九仞の功を一簣に虧く
・終身善を為し一言則ち之を破る
・千日の行屁一つ
・千日の行を一度に破る

【対義語】

【英語訳】
A moment’s lapse can undo the labors of years.
All my talks has been in vain
An hour may destroy what an age was building.
One hour’s cold will spoil seven years’ warming.
One ill condition mars all the good.

「百日の説法屁一つ」の使い方

健太
さっき、校長先生が煙草をくわえながら、パチンコ屋さんから出てきたのを見たんだ。いつも、生徒には厳しいことを言っているのに、百日の説法屁一つ、もう先生を尊敬できないよ。
ともこ
それはだめね。行くにしても生徒のいないお店にすればよかったのにね。
健太
僕が見たのは5時くらいだから、他の先生は仕事中だと思うよ。もう、がっかりだよ。
ともこ
そうね。これから校長先生が何か良いことを言ってもありがたみがないわね。

「百日の説法屁一つ」の例文

  1. 彼女と付き合うことができるよう、せっかくがんばってきたのに、百日の説法屁一つで信頼を損なうなんて。
  2. 僕の土日の休みも接待に費やしてきたのに、百日の説法屁一つで契約がだめになるなんてありえない。
  3. この日のために今まで頑張ってきたのに、百日の説法屁一つでチャンスをふいにすることになった。
  4. 入学からずっと模範的な子を演じてきたので、百日の説法屁一つで先生の信頼を失うとは思わなかった。
  5. この舞台を夢見て、小さいころからがんばってきたのに、百日の説法屁一つ、寝坊して出ることができないなんて。

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