「不幸中の幸い」の意味
【ことわざ】
不幸中の幸い
【読み方】
ふこうちゅうのさいわい
【意味】
不幸な出来事の中で、一縷の救いとなること。
へー、それならちょっとはホッとするわな。つまり、「大変なことがあったけど、その中で少しでも良いことがあった」ということやな。例えば、事故に遭ったけど、大怪我せずに済んだとか、そんな感じかい。
少しでも救いがあるって、不幸の中でもちょっとした幸せを見つけるってことやね。
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「不幸中の幸い」の解説
カンタン!解説
「不幸中の幸い」という言葉は、悪いことが起こったときに、その中で少しでも良いことがあることを指すんだよ。つまり、全体としては悪い状況だけど、まだ何か少し良い面もあるという意味だね。
例えば、大きな地震があったけど、家族みんなが無事だったとしたら、それが「不幸中の幸い」と言えるよ。全体としては大変な災害で困ったけれど、大切な家族がけが一つなく安全だったので、それが少しでも救いになるというわけだね。このように、辛い出来事の中で見つける小さな希望や救いを表す表現なんだ。
「不幸中の幸い」の使い方
あ、バッグの中に入れたお弁当、学校に来る途中でひっくり返っちゃったよ。
えー、それは大変だね。
でも、不幸中の幸いで、お弁当箱がしっかり閉まっていたから、中身が全部外に出ることはなかったんだ。
教科書も無事だったし、不幸中の幸いだね。
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「不幸中の幸い」の例文
- 車が事故にあってしまったけれど、不幸中の幸いで怪我人が出なかった。
- 家が火事になったが、不幸中の幸いで大事な写真は無事だった。
- 地震で家具が壊れたが、不幸中の幸いで自分の部屋だけは被害が少なかった。
- 電車が遅れて重要な会議に遅刻してしまったが、不幸中の幸いで会議自体が延期になった。
- スマホを落として画面が割れてしまったけれど、不幸中の幸いでデータは全てバックアップされていた。
「不幸中の幸い」の文学作品などの用例
じっさいそれは不幸中のさいわいであった、船は暗礁の上にすわったので、外部には少しぐらいの損傷があったが、浸水するほどの損害はなかった、だが動かなくなった船をどうするか。
(佐藤紅緑の少年連盟より)
何か不幸なことが起こったとしても、それに伴う少しの良い側面や救いがあるという意味だね。