「百で買った馬のよう」の意味(語源由来)
【ことわざ】
百で買った馬のよう
【読み方】
ひゃくでかったうまのよう
【意味】
寝てばかりで働こうとしない者。役立たずの怠け者のこと。
価格が安いからって、それがええ買い物とは限らへんってことやね。人間も、ただいるだけじゃあかんて。ちゃんと動いて、役立たなあかんって話や。
【語源由来】
百文という安値で買った馬のようだという意から。
「百で買った馬のよう」の解説
「百で買った馬のよう」という言葉はね、とても安い値段で買った馬が、実際にはあまり役に立たず、ただ寝てばかりいる怠け者みたいな存在だっていう意味のたとえ話なんだよ。ここでいう「百文」とは、昔のお金の単位で、とても安い価格を示しているんだね。つまり、このことわざは、安く手に入れたものにはそれなりの価値しかなく、期待していたほどの成果や効果が得られないことがあると教えてくれているんだ。
たとえば、おもちゃをすごく安く買ったけど、すぐに壊れたり、思っていたほど楽しくなかったりすることがあるよね。それと同じで、何かを安易に手に入れようとした時、その結果が期待外れに終わることがあるってわけ。
また、人にたとえると、怠けてばかりいて、自分の仕事や勉強に真剣に取り組まない人のことを指しているよ。そういう人は、いざという時にあまり役に立たないという意味も込められているんだ。だから、「百で買った馬のよう」は、物事にはその価値に見合った努力やコストが必要だし、人も自分に投資することでその価値を高めることが大切だってことを教えてくれている言葉なんだよ。
「百で買った馬のよう」の使い方
「百で買った馬のよう」の例文
- 新入社員のA君は、期待されていたほどの成果を上げていない。まるで百で買った馬のようだ。
- 彼はプロジェクトチームに参加しているが、意見も提案もしない。百で買った馬のように、ただ時間だけが過ぎていく。
- このアプリを開発したチームは、百で買った馬のように、資源を無駄に消費しているだけで何も成果を上げていない。
- 私の弟は、家でゲームばかりしていて、百で買った馬のような存在だ。何か役に立つことをしてほしい。
- 社内研修で多くの時間と費用が投じられたが、その成果が見えない。参加者たちはまるで百で買った馬のようだった。
これは、働こうとしない怠け者を指して使われることがあるんだよ。