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【鵲巣風の起こる所を知る】の意味と使い方や例文(出典・類義語)

鵲巣風の起こる所を知る

「鵲巣風の起こる所を知る」の意味(出典・類義語)

意味

【ことわざ】
鵲巣風の起こる所を知る

【読み方】
じゃくそうかぜのおこるところをしる

【意味】
動物の行動からいろんなことを予測できるということ。

「鵲」は、かささぎ。
ことわざ博士
「鵲巣風の起こる所を知る」ということわざは、動物が自然の変化を感じ取る能力を持っていることを表していて、彼らには私たち人間にはない特別な知恵があるということを伝えているんだよ。
助手ねこ
ああ、なんかすごいな。カササギっていう鳥が風のことをようわかってて、風が強いところには巣を作らへんっていうんやろ? 動物たちは人間が思ってる以上に色んなことをちゃんとわかってんねんな。

風を読むっていうか、自然のサインを見逃さへんってことやね。自然の中で生きてる彼らならではの賢さってやつを教えてくれることわざやな。

【出典】
淮南子えなんじ

【類義語】
・蜘蛛は大風が吹く前に巣を畳み、狐は雨の降る前に穴を塞ぐ
・鵜の巣が高ければ洪水あり

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「鵲巣風の起こる所を知る」の解説

カンタン!解説
解説

「鵲巣風の起こる所を知る」っていうのは、かささぎが風の強い年には低い場所に巣を作るっていう話からきているんだよ。これはね、かささぎがその年にどんなに風が強くなるかをなんとなく分かっているから、風で巣が壊れないように低いところに作るんだっていうことを示している言葉なんだ。

わかりやすく言うと、動物ってすごい能力を持っていて、これから起こることを事前に知っているんだよ。かささぎは、おうちが風で壊れないように、大風が来るときは、低い木に巣を作るんだ。これはまるで、天気予報ができるみたいでしょ?

だからこのことわざは、人間も動物から学ぶべきだよ、って言ってるんだ。動物は自然の変化を感じ取るのがとっても上手で、それによって危険から身を守ったり、生活を上手にしているんだよ。それを見て、私たちも自然の変化に注意して、先を見越して行動するっていう知恵を持つことが大事だっていう教えが込められているんだね。

「鵲巣風の起こる所を知る」の使い方

健太
もうすぐ雨になりそうだよ。
ともこ
晴れているわよ。
健太
鵲巣風の起こる所を知るように、トンビが旋回したら気をつけろって言うよ。
ともこ
本当に雨が降ってきた。
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「鵲巣風の起こる所を知る」の例文

例文
  1. 大地震の前に羊が大移動をしたというが、鵲巣風の起こる所を知るというから無視できない。
  2. 犬が異常行動をすると、鵲巣風の起こる所を知るように大地震の予兆と言われている。
  3. カメムシが多い年は大雪になると言われるように、鵲巣風の起こる所を知ることができる。
  4. 太平洋岸でイワシが豊漁になると、鵲巣風の起こる所を知るみたいに地震の前触れと考えて間違いないそうだ。
  5. 動物は人間よりも自然と共に生きているので、鵲巣風の起こる所を知り人に教えてくれる。

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