「獣窮まれば即ち噛む」の意味(出典・類義語)
【ことわざ】
獣窮まれば即ち噛む
【読み方】
じゅうきわまればすなわちかむ
【意味】
獣は追い詰められると必死に抵抗しようとかみつくということ。
人間でも、追い詰められたら普段見せへん強さを出してくることがあるってわけや。まあ、人を追い詰めるのはええこととちゃうな。
【出典】
「韓詩外伝」
【類義語】
・窮鼠猫を噛む
「獣窮まれば即ち噛む」の解説
「獣窮まれば即ち噛む」っていうことわざは、動物が追い詰められたときには、とても必死になって抵抗するって意味なんだよ。
想像してみてね、森で動物が追いかけられて角に追い詰められたとするよ。そんな時、その動物はとっても怖くて、自分の命を守るために何でもするんだ。たとえば、うさぎだったら速く走って逃げるし、ライオンだったら追いかけてきたものに向かって噛みつくかもしれないね。そうやって、自分を守ろうとするんだ。
このことわざは、人間でも同じで、とても困ったり追い詰められたりすると、普段はしないような強い反応を見せるってことを教えてくれる言葉なんだよ。だから、誰かを追い詰めたり困らせたりすると、予想外の大きな反応が返ってくるかもしれないってことを忘れないでいようね。
「獣窮まれば即ち噛む」の使い方
「獣窮まれば即ち噛む」の例文
- 弱い者いじめはよくないし、獣窮まれば即ち噛むというからいつか仕返しされるよ。
- 獣窮まれば即ち噛むように、追い詰められた弱小チームに逆転された。
- その辺にしておかないと、獣窮まれば即ち噛むみたいにパワハラで訴えられるよ。
- 侮っていたのび太君タイプの子に、獣窮まれば即ち噛むように噛まれた。
- 獣窮まれば即ち噛むというので、追い詰め過ぎない方が良い。
これは人間にも当てはまって、極限状態になると人もまた予想外の強い反応を見せるものなんだよ。